隠蔽捜査 の商品レビュー
この『語り口の巧さ』よ…。
2024年2月読了。
もうずっと昔から存じ上げていましたし、凄まじい多作でも有名な著者の作品。本書も2時間ドラマでも観たような話…。
ふとした切っ掛けで読み始めたのですが、気軽にちょっと手を伸ばして読み始めたらグイグイと惹き込まれ…数時間で読了。この「語り口の巧さ」に...
2024年2月読了。
もうずっと昔から存じ上げていましたし、凄まじい多作でも有名な著者の作品。本書も2時間ドラマでも観たような話…。
ふとした切っ掛けで読み始めたのですが、気軽にちょっと手を伸ばして読み始めたらグイグイと惹き込まれ…数時間で読了。この「語り口の巧さ」には、ほとほと脱帽しました。
『多作と言えど必ずしも不作ならず』と自身で意志表明し、「そんな事を言ったってどうせ…」と鼻で笑っていたのが私の学生時代の頃ですから、もうかれこれ30年近く昔の話…。
久しぶりに読んで、本当に著者の『圧倒的な筆力』に恐れ入りました。こんなに爽やかな読後感は久し振りかも。
こんなに沢山の著作で、今だにこれだけのレベルの小説を量産出来る作家は、ミステリ界でもまず居ないと思います。
最近は、しっかりした構成の「推理小説」と、いわゆる「ラノベ」の類との境界線が崩れてきていますが、同じ土俵で戦うのなら、著者のような『読者を引き摺り込む巧さ』を、若い作家の方々にはしっかり学んでほしいと切に願います。とにかくひたすら『堪能』しました。感謝です。
左衛門佐
署長シンドロームが面白かったので、ちゃんと順を追って読んでみようかと。 面白かった。 ほぼ一気読み状態。 警察官僚という到底一般市民にはなじみのない部署の話ではあるけど、主人公の竜崎が警察と家庭と、両方の面において、まったく行動や主義主張を曲げずに行動することで、知らない世界な...
署長シンドロームが面白かったので、ちゃんと順を追って読んでみようかと。 面白かった。 ほぼ一気読み状態。 警察官僚という到底一般市民にはなじみのない部署の話ではあるけど、主人公の竜崎が警察と家庭と、両方の面において、まったく行動や主義主張を曲げずに行動することで、知らない世界なだけで結局人間関係とか面倒なんだな。と不思議な共感を覚える。 周りから「変人」扱いされる理由や、あくまでも原理原則で動くことで、一般的にはズレたと思われるがそこにあるのは使命であり役割であるという。 竜崎自身の生き方や信念がよく見えます。 とある事件を発端に、警視庁、警察庁が動きだしますが、竜崎は現場には居ないので派手なドンパチは無し。 しかし、臨場感あふれる内容で、面白く読める一冊です。 次も読まなければ。 最後に色々あって大森署の署長になったので、さてさてどうなるものか?
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警察組織をあまり知らなくても楽しかった。組織内の政治的なかけひき、縦割りな感じがリアル。竜崎は変人といわれていたけど、まっすぐで有能な感じがすきで気に入りました!シリーズ読もう。
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隠蔽捜査 警察官僚の竜崎伸也は変人だけど、なんか憎めないですね。原理原則を確実に実行しているのに何故か嫌味にもならないし、確実に事件の解決に向かって好転していくような不思議な魔力がある。文章にもよく使われているが、なんか魔法にかかったように治ってしまう。警視庁管内での拳銃を使用...
隠蔽捜査 警察官僚の竜崎伸也は変人だけど、なんか憎めないですね。原理原則を確実に実行しているのに何故か嫌味にもならないし、確実に事件の解決に向かって好転していくような不思議な魔力がある。文章にもよく使われているが、なんか魔法にかかったように治ってしまう。警視庁管内での拳銃を使用した連続殺人事件、そしてホームレスを惨殺した殺人事件の3つの事件が同一犯の可能性が出て来た。その犯人はなんと‥現職の○○ わお! 組織を揺るがす連続殺人事件に竜崎伸也は真正面から対決する。絶対絶命の家族の不祥事(長男)にも、自分の将来も投げ打って対応する。最後、長男を所轄の警察署に連れて行く妻冴子の対応には涙が出て来た。あんたはえらい。警察官僚の妻として立派な行動であった。次作が楽しみ。
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たまたま手に取った本で、この著者は初めてだったが読み応えがあり、面白かった。 警察組織のヒエラルキー、本音と建前、警察官僚の仕事など、どれも新鮮で引き込まれました。 確かに竜崎課長は友達になりたくないタイプだが、その使命感とプロ意識の高さ、ブレない信念には感銘を受けました。 シリ...
たまたま手に取った本で、この著者は初めてだったが読み応えがあり、面白かった。 警察組織のヒエラルキー、本音と建前、警察官僚の仕事など、どれも新鮮で引き込まれました。 確かに竜崎課長は友達になりたくないタイプだが、その使命感とプロ意識の高さ、ブレない信念には感銘を受けました。 シリーズらしいので他も読んでみたい。
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イイ!中盤から続く組織や自己の判断に対する懊悩と切迫したやり取り、どこまでも真っ直ぐな竜崎に胸を打たれる。
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弟からもらいました。 普段はあまり読まない警察小説。20冊くらいあるかなあ。 本書はシリーズ1作目。 警察小説や犯罪小説って、強烈な個性を持った強いヒーロー(ダークヒーロー)に引っ張られる展開が多いと思うし、物語だからいいんだけど、人間の身体能力を超えたアクションだったり、実際...
弟からもらいました。 普段はあまり読まない警察小説。20冊くらいあるかなあ。 本書はシリーズ1作目。 警察小説や犯罪小説って、強烈な個性を持った強いヒーロー(ダークヒーロー)に引っ張られる展開が多いと思うし、物語だからいいんだけど、人間の身体能力を超えたアクションだったり、実際の組織ではやっていけないような一匹狼が活躍したりと、現実とはかけ離れた展開が多い印象ですが本書は違います。 官僚というエリートの在り方を正論から真正面に受け止め、その原則から一切ぶれない超真面目っ子な主人公が正しく活躍する物語。 初めはそのエリート志向にうんざりし、ウザかった主人公でしたが、読後は病みつき(笑) 正論で物事が展開する正しさに、清々しさを感じました。 2巻も楽しみ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
隠蔽捜査ー読了 キャリア官僚の仕事と家庭の苦悩を感じた作品。 これまでの努力で勝ち取ってきたキャリアという立場を最大限に活かしつつ最小の犠牲と最大の勝利を勝ち得るまでの物語性がすごく好き。 何よりも、幼なじみの伊丹に対する感情と衝突と救いに涙。私は伊丹が推しです。
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正論を通すことほど難しいことはない。それがよくわかった。でも正論を通すことほど正しいことはない。それもよくわかった。正しくありたい。
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警察官僚・竜崎伸也の、変人とまで評される独特の生き方が強く印象に残った。警察組織の中でも、家庭においても追い詰められた状況に置かれた彼が、そこでどう決断を下し、行動していくのかに自然と引き込まれていく。 派手なアクションはないものの、どの場面にも張り詰めた緊張感があり、その静かな...
警察官僚・竜崎伸也の、変人とまで評される独特の生き方が強く印象に残った。警察組織の中でも、家庭においても追い詰められた状況に置かれた彼が、そこでどう決断を下し、行動していくのかに自然と引き込まれていく。 派手なアクションはないものの、どの場面にも張り詰めた緊張感があり、その静かな迫力に魅了される作品。
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