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大和古寺風物誌
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大和古寺風物誌

亀井勝一郎(著者)

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大和古寺風物誌

605

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 1997/05/01
JAN 9784101013015

大和古寺風物誌

¥605

商品レビュー

3.9

14件のお客様レビュー

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2025/05/04

さて、仏像や寺院が幼少より好きだったので、小学生時代からテストの裏に夢見る仏像や理想の日本庭園のスケッチを描いていた。先生は可怪しいと思ったていたかしれないが見逃してくれた。 本書は、奈良は斑鳩の里、法隆寺を中心に広がる古都の寺院群への訪問記。ネトウヨは訪れたか(?笑 )。家元、...

さて、仏像や寺院が幼少より好きだったので、小学生時代からテストの裏に夢見る仏像や理想の日本庭園のスケッチを描いていた。先生は可怪しいと思ったていたかしれないが見逃してくれた。 本書は、奈良は斑鳩の里、法隆寺を中心に広がる古都の寺院群への訪問記。ネトウヨは訪れたか(?笑 )。家元、阿呆なので、バカは相手にしないが、偶につっかっかってくる若い(偶にワシより歳の)似非右翼は、本当にどうしようもないな。例えば、百田君、桜井女史、等など。民本主義者の家元くらい勉強しなさい。 推古天皇の御代に世を治めていた飛鳥時代の風景を今に遺す法隆寺、夢殿、中宮寺界隈にかけての遍歴を著者は楽しんでいる。さらに、法隆寺の百済観音、中宮寺の半跏思惟菩薩の美に愉悦を抱く。上宮(聖徳)太子の十七条憲法は太子の祈りの言葉だと断じる。一に「以和為貴」、二に「篤敬三宝」、三に「承詔必謹」が、特に太子の衷心祈念であるとし、外戚蘇我氏の影響を排したいのだろう。しかしながら太子薨去後、蘇我一族により斑鳩殿は灰燼に帰し、山背大兄王一族は皆殺しなった。その蘇我氏も中大兄皇子と中臣鎌足により大化の改新で滅ぼされたが、上宮王族滅亡三十余年にして壬申の乱が起こり藤原一族の擅権が始まる。 法隆寺の金堂に鎮座する百済観音と玉虫厨子、その内に描かれた「捨身飼虎図」が「汝の敵はまた汝の恩人」を意味するのだろう。中宮寺の半跏像は太秦広隆寺と同じ形式の像であり、弥勒菩薩なのだ。 白鴎時代の代表的寺院である薬師寺には、古仏の最高傑作とされる薬師如来がある。結跏趺坐する金剛坐像は漆黒の体躯に、アルカイックスマイルを口辺に漂わす。仏像に小学生の家元は恋をした。嗚呼、変態(笑)。

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2025/03/24

学生時代に読んで、古都奈良に憧れた。 苔むした神社仏閣、古びた仏像をこれほど生き生きと語れることに感嘆した。 そこにはあたかも恋人を語るような趣があった。 このような文章を書いてみたいと、ある種の嫉妬を感じた。 かつて古都を巡るガイドブックは、このような本だった。

Posted by ブクログ

2025/03/01

大和古寺を巡る紀行文。著者の古代史への深い憧憬と信仰に裏打ちされ、一文一文が滋味深い。ほとんどが戦前戦中に書かれたものなので今の風情とは大分様相を異にしていたであろうが、これを読んで私も大和古寺を巡りたくなった。

Posted by ブクログ