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イワン・デニーソヴィチの一日 新潮文庫
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イワン・デニーソヴィチの一日 新潮文庫

アレクサンドル・ソルジェニーツィン(著者), 木村浩(著者)

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イワン・デニーソヴィチの一日 新潮文庫

693

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2005/11/01
JAN 9784102132012

イワン・デニーソヴィチの一日

¥693

商品レビュー

3.9

72件のお客様レビュー

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2024/10/03

2024年10月3日、クオーラでおすすめの質問「こいつ次元違うなと思った経験」から、小学生がこれを読んでいたという回答をみた。

Posted by ブクログ

2024/08/18

この作品は第二次世界大戦後のソ連の強制収容所を舞台にした作品です。ソルジェニーツィンはこの作品を通してソ連の現実そのものを描写しようとしました。 ソルジェニーツィンはソ連生まれの作家でノーベル文学賞作家であります。今回ご紹介する『イワン・デニーソヴィチの一日』はその代表作であり...

この作品は第二次世界大戦後のソ連の強制収容所を舞台にした作品です。ソルジェニーツィンはこの作品を通してソ連の現実そのものを描写しようとしました。 ソルジェニーツィンはソ連生まれの作家でノーベル文学賞作家であります。今回ご紹介する『イワン・デニーソヴィチの一日』はその代表作であり、『収容所群島』でも有名です。

Posted by ブクログ

2024/08/14

ロシアのノーベル文学賞作家の一作目。著者は、独ソ戦時に前線から友人に宛てた手紙の内容が、スターリン批判に当たるとして検閲に引っかかり、懲役八年を宣告されて収容所を転々とする獄中生活を経験します。 そんな厳しい収容所体験を活かして書かれたのが本作。主人公が、刑期10年中8年目の起...

ロシアのノーベル文学賞作家の一作目。著者は、独ソ戦時に前線から友人に宛てた手紙の内容が、スターリン批判に当たるとして検閲に引っかかり、懲役八年を宣告されて収容所を転々とする獄中生活を経験します。 そんな厳しい収容所体験を活かして書かれたのが本作。主人公が、刑期10年中8年目の起床から就寝までのある一日を描いています。その”一日”という連続した時間を強調するためか、章分けや空行での区切りがラストまでありません。しかし、平易な文章は読みやすく、厳しく悲惨な収容所の様子が、時に皮肉を込めながら明るい筆致で淡々と描かれていました。 このような書き方は、ラストの2行に繋がっているのですが……。確かに、酷寒で行う点呼や移動、空腹に耐えながらの作業などは悲惨極まる厳しいものですが、そんな中でも工夫を凝らした生きる術を使って、日々を前向きに捉えて幸せを見つけ出すことの大切さがよく分かる話しでした。 好きな場面は、作業を引き上げる時刻で職人魂に火が付いてしまうところと、終盤でのバプテスト信者のアリョーシカとの会話が印象的でしたね。 あと、余談ですが「古くなった月はどこへいっちまうんだね?」という会話のやり取り。これを勝手に量子力学の二重スリット実験に脳内変換してニヤニヤしてみたり、無声映画『戦艦ポチョムキン』の話しでオデッサの階段のシーンを思い出したり、点呼で人数を数える場面で、ロシア人ってホント掛け算がダメなんだなと、凍傷になった日本兵の悲しい話しを思い出したりと、そんなことを勝手に思いながらの読書体験でもありました。

Posted by ブクログ

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