商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社/新潮社 |
発売年月日 | 2003/06/01 |
JAN | 9784101084015 |
- 書籍
- 文庫
蟹工船・党生活者
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
蟹工船・党生活者
¥440
在庫なし
商品レビュー
3.5
311件のお客様レビュー
プロレタリア文学の代…
プロレタリア文学の代表的作品。勉強になる内容でもあります。
文庫OFF
わかりにくい部分もあったものの、引き込まれる内容のプロレタリア文学。 構成が秀逸。 方言や時代の前提(川崎船など)が一部わからない部分もあったものの、徐々に労働者の状況が説明され、自然と共産思想に近づいていく様が段階的に描写されていた。 人を使う側/使われる側という構造は今の時代...
わかりにくい部分もあったものの、引き込まれる内容のプロレタリア文学。 構成が秀逸。 方言や時代の前提(川崎船など)が一部わからない部分もあったものの、徐々に労働者の状況が説明され、自然と共産思想に近づいていく様が段階的に描写されていた。 人を使う側/使われる側という構造は今の時代にも通じるものを感じた。 また、当時の情勢でこの本を発した小林多喜二が凄惨な最期を遂げたのもわかるなと思ってしまうような(この本を書いた時点で資本家ひいては国家権力に疎まれる構造かと思うが)秀逸な作品だった。
Posted by
プロレタリア文学というものを初めて読んで、当時の日本に生まれなくて本当に良かったと感じた。今では考えられないほど、労働者に対する扱いがひどく、正当な賃金を貰えないばかりか、暴力を受けることまであり、これが今と同じ日本という国であるとは想像がつかない。当時の日本の状況や労働者の扱い...
プロレタリア文学というものを初めて読んで、当時の日本に生まれなくて本当に良かったと感じた。今では考えられないほど、労働者に対する扱いがひどく、正当な賃金を貰えないばかりか、暴力を受けることまであり、これが今と同じ日本という国であるとは想像がつかない。当時の日本の状況や労働者の扱いを知るきっかけにもなり勉強になりました。
Posted by