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蟹工船・党生活者 新潮文庫
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蟹工船・党生活者 新潮文庫

小林多喜二(著者)

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蟹工船・党生活者 新潮文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2003/06/01
JAN 9784101084015
関連ワード小林多喜二 / 小説・エッセイ・ノンフィクション(文庫)

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蟹工船・党生活者

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商品レビュー

3.5

327件のお客様レビュー

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2010/05/28

プロレタリア文学の代…

プロレタリア文学の代表的作品。勉強になる内容でもあります。

文庫OFF

2025/08/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

題名について聞いたことはあるもののどんな内容か全く知らなかったため、読んでみました。 一言で表すとこの本が書かれた時代のことがよくわかる内容でした。 労働者が搾取されていた時代に待遇改善を求めての活動と、今では考えられないような行動をしており、現代でも海外ではストライキ等ありますが、日本では全く聞かないので昔はやっていたのだなと思いました。 本を読むだけで労働環境の悪さが伝わってくるため、やはり名作とは感じました。

Posted by ブクログ

2025/08/03

はじめてプロレタリア文学というものを読んだ。当時の時代と現代では、労働環境の充実さなどが全く異なるので、当たり前だが共感できる部分は少ない。この本は共感ではなく、当時の民主化を辿る日本の社会運動とその背景とはどういうものだったのか、1920年代の共産主義ブームとはどういうものだっ...

はじめてプロレタリア文学というものを読んだ。当時の時代と現代では、労働環境の充実さなどが全く異なるので、当たり前だが共感できる部分は少ない。この本は共感ではなく、当時の民主化を辿る日本の社会運動とその背景とはどういうものだったのか、1920年代の共産主義ブームとはどういうものだったのかを把握するための勉強のために読むべきだ。 「蟹工船」目当てで読んだが、この話は「主人公」としての視点がなく、いわゆる神視点の俯瞰的な描き方をしている、というのもあり、非常に読みづらくわかりづらかった。その点、「党生活者」にはきちんと主人公がいて読みやすく、また弾圧を恐れながらも日陰で運動に尽力する共産主義者たちの緊迫感、社会に対する闘争感は読み応えがあった。 「党生活者」の方が個人的に読みやすくて好きだったが、結末は「蟹工船」と似たような感じで、「まだ目的は達成してなく、何回か失敗してるけど、俺たちは決して挫けないのだ!」的な結末を見て、ああこれがプロレタリア文学かと感じた。

Posted by ブクログ