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西部戦線異状なし 新潮文庫
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西部戦線異状なし 新潮文庫

レマルク【著】, 秦豊吉【訳】

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西部戦線異状なし 新潮文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/新潮社
発売年月日 2007/01/01
JAN 9784102125014

西部戦線異状なし

¥935

商品レビュー

4.3

47件のお客様レビュー

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2010/05/28

レマルクの代表作です…

レマルクの代表作です。映画にもなった有名な作品ですが、やはり原典が一番ですね。個人的には火野葦平の作品の方が優れていると思いますが。

文庫OFF

2024/10/19

1929年出版の本作は、第一次世界大戦下のドイツ西部戦線における、二十歳に満たない志願兵ボイメルの戦場体験記の体裁をとった小説。著者自身の従軍体験やジャーナリストとしての職業経験を生かし、兵士の日常や悲惨な塹壕戦などを生々しく描いており、過去に三度映像化されている名作です。 こ...

1929年出版の本作は、第一次世界大戦下のドイツ西部戦線における、二十歳に満たない志願兵ボイメルの戦場体験記の体裁をとった小説。著者自身の従軍体験やジャーナリストとしての職業経験を生かし、兵士の日常や悲惨な塹壕戦などを生々しく描いており、過去に三度映像化されている名作です。 ここに書かれていることは、青春を奪われて、戦争が……人を殺すことが日常になってしまった若者たちの悲しみです。本来なら、いろんなことを学んだり経験できたはずの大切な時期を、塹壕の中で死と隣り合わせに過ごし、生き延びても負傷してやりたい仕事につけない者、治っても悲惨な戦場に再び戻される者など、不安で先の見えない未来が、戦友との印象的な会話の数々や主人公の内省で語られていて、とても心に響きました。 最後まで読むと、それらが当たり前な戦場と本作のタイトルが重なって、なんとも物悲しい気持ちにさせられました。

Posted by ブクログ

2024/09/17

映画とずいぶん違う。映画は断片的に小説の部分を取り入れ流れ等ストーリーを作っていたのだ。「麦と兵隊」「土と兵隊」「生きている兵隊」あたりを読んで、最前線を戦う兵士たちの生活、ブラザーフッド、恐怖と苦痛、が痛いほど伝わる。最新兵器で、体がばらばらになったり、毒ガスでただれたり、生身...

映画とずいぶん違う。映画は断片的に小説の部分を取り入れ流れ等ストーリーを作っていたのだ。「麦と兵隊」「土と兵隊」「生きている兵隊」あたりを読んで、最前線を戦う兵士たちの生活、ブラザーフッド、恐怖と苦痛、が痛いほど伝わる。最新兵器で、体がばらばらになったり、毒ガスでただれたり、生身の人間がむざむざと切り刻まれていく恐怖をこの本を読んでいやというほど味わった。映画もいいけど、小説のほうがよりパウルの目を通しての戦場や戦友の姿、恐怖と苦痛が伝わってくる。 400ページあるけど、グイグイと引き込まれ1日で読める。その世界に没入できれば。

Posted by ブクログ

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