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青い眼がほしい ハヤカワepi文庫
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青い眼がほしい ハヤカワepi文庫

トニ・モリスン(著者), 大社淑子(訳者)

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青い眼がほしい ハヤカワepi文庫

1,144

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2001/06/15
JAN 9784151200069

青い眼がほしい

¥1,144

商品レビュー

4

59件のお客様レビュー

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2010/05/28

黒人史研究家でもある…

黒人史研究家でもある、黒人女性作家トニ・モリスンのデビュー作。ある黒人少女の悲劇が、別の少女の目を通して語られます。文学的完成度が高く、悲惨さを前面に押し出したり、お涙頂戴的な書き方ではないため、かえって多くのことを考えさせられます。

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2010/05/28

黒人の少女・ピコーラ…

黒人の少女・ピコーラは、誰よりも「青い眼が欲しい」と願った―。無邪気な少女を襲う悲劇が、冷徹なまでに静かに語られる、黒人文学作品。白人の観点で巧妙に形作られた、黒人が黒人を差別する社会が浮き彫りにされる。狂気を帯びた文章にゾクッとし、痛切な内容に様々なことを考えさせられます。

文庫OFF

2024/11/27

弱者の中にある、さらなる弱者への差別。不幸の連鎖(親の貧しさ、親に育児放棄された親など)。 すごく読みづらい、世界観に入り込むのに苦労はしたものの、ピコーラの身に起こった悲劇が今も続いていることを思うと切なくなる。青い眼、眼というよりも「青」の象徴するもの、聖母マリアの色、白色人...

弱者の中にある、さらなる弱者への差別。不幸の連鎖(親の貧しさ、親に育児放棄された親など)。 すごく読みづらい、世界観に入り込むのに苦労はしたものの、ピコーラの身に起こった悲劇が今も続いていることを思うと切なくなる。青い眼、眼というよりも「青」の象徴するもの、聖母マリアの色、白色人種の瞳などいろいろあるかもしれないが個人的には聖母の象徴のように思えた。苦しみの中で縋る存在、生きる寄す処、それが「青」い眼なのかもしれない。

Posted by ブクログ

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