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青い眼がほしい ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2001/06/15 |
| JAN | 9784151200069 |
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青い眼がほしい
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商品レビュー
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68件のお客様レビュー
黒人史研究家でもある…
黒人史研究家でもある、黒人女性作家トニ・モリスンのデビュー作。ある黒人少女の悲劇が、別の少女の目を通して語られます。文学的完成度が高く、悲惨さを前面に押し出したり、お涙頂戴的な書き方ではないため、かえって多くのことを考えさせられます。
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黒人の少女・ピコーラ…
黒人の少女・ピコーラは、誰よりも「青い眼が欲しい」と願った―。無邪気な少女を襲う悲劇が、冷徹なまでに静かに語られる、黒人文学作品。白人の観点で巧妙に形作られた、黒人が黒人を差別する社会が浮き彫りにされる。狂気を帯びた文章にゾクッとし、痛切な内容に様々なことを考えさせられます。
文庫OFF
自分を「醜い」と刷り込まれ、周囲からもそう扱われ続けてきた黒人少女ピコーラは、「青い眼がほしい」と祈り続けるうちに、少しずつ世界から切り離され、自我が崩れていく。彼女たちに向けられる有形・無形の暴力、そして、自分は美しいのかという感覚すら白人のまなざしに支配されている残酷な構造を...
自分を「醜い」と刷り込まれ、周囲からもそう扱われ続けてきた黒人少女ピコーラは、「青い眼がほしい」と祈り続けるうちに、少しずつ世界から切り離され、自我が崩れていく。彼女たちに向けられる有形・無形の暴力、そして、自分は美しいのかという感覚すら白人のまなざしに支配されている残酷な構造を、モリスンは徹底的に描き出す。 「なぜ白い肌ではなく、青い眼なのか?」ということを考えると、ピコーラが望んだのは単なる美しさではなく、美しさを決める眼そのものだったのではないかということに気づく。一見すると本書はルッキズム批判の本とも読めるけれども、この物語の中心にあるのはあくまで黒人差別の問題化であり、白人の暴力的な視線構造への批判だということを忘れてはいけない。そんな重みのある名作。
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