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マリエ 文春文庫
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マリエ 文春文庫

千早茜(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2025/12/03
JAN 9784167924515

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商品レビュー

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みんなの感想まとめ
  • 離婚後の自己発見
  • 年下男性との恋
  • 自己愛と再生
  • 40代女性の成長
  • コロナ禍の人間関係
  • 結婚と幸福の再考
  • ひとり暮らしの快適さ
  • 複雑な人間模様
  • 心の葛藤と解放
  • 直木賞作家の物語

離婚を切り出された40歳の女性が、自らの幸せを見つける過程を描いた物語は、自己発見と再生の旅でもあります。主人公まりえは、ひとり暮らしを始めることで自分を大切にする日々を送り、年下の男性・由井くんとの出会いを通じて新たな感情に触れます。しかし、彼女の周囲には複雑な人間関係が存在し、特に元夫との微妙なつながりや、由井くんの曖昧な態度に戸惑いを感じる場面も多いです。物語は、結婚や離婚、恋愛に対する多様な視点を提供し、読者に深い共感を呼び起こします。心の葛藤や人間関係のもつれが描かれ、まりえの成長を見守りたくなる一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/10/04

『マリエ』を手に取ったのは、「離婚って、幸せになるための選択なんじゃない?」という一文を見かけたことがきっかけだった。ちょうど大切な人と別れ話の最中で、私自身「別れること=悲しいこと、不幸なこと」だと思い込んでいた。だからこそ、離婚というさらに先のフェーズさえも「幸せになるための...

『マリエ』を手に取ったのは、「離婚って、幸せになるための選択なんじゃない?」という一文を見かけたことがきっかけだった。ちょうど大切な人と別れ話の最中で、私自身「別れること=悲しいこと、不幸なこと」だと思い込んでいた。だからこそ、離婚というさらに先のフェーズさえも「幸せになるための選択」になり得るのかと気になり、ページをめくった。 物語の中で特に私の胸に刺さったのは、「私の幸も不幸も私が決める」という一節。 作中でマリエは、孤独死した昔の知り合いが周囲から勝手に「不幸だった」と決めつけられることや、自分が離婚したときに「大変だったね」と同情されることに、世間一般の考えと自分の感覚のズレ、そして「気持ちの悪さ」を覚える。その違和感からこぼれ落ちたこの言葉は、今の私の状況と痛いほど重なった。 私自身、周りから否定されて、決して手放しで応援されるわけではない状態にいる。世間の物差しから外れていると言われるたびに、これでいいのかと不安になり、つらさを感じていた。けれど、マリエのこの言葉に触れ、「幸も不幸も、他人が決めることじゃない。私が決めるんだ」と思えたとき、縮こまっていた自分の心をようやく許せたような気がした。周りに何を言われようと、私は自分の決めた選択を積み重ねる人生にしたい。そう強く背中を押された。 その一方で、作中で描かれる結婚や恋愛、条件をめぐる人間模様には、正直なんとも言えない複雑な気持ちになった。誰もが自分の心のよりどころを必死に探していて、その姿を見ていると「人間って、どこか生々しくて汚いな」とも感じてしまう。 それでも私は、心のどこかで「世間一般の考えのように、結婚して、子供を産んで、温かい家庭を築くことで幸せになりたい」という願いを捨てきれずにいる。打算や綺麗事だけでは語れない人間の弱さやずるさを突きつけられながらも、それでも自分がどういう幸せを掴みたいのかを、改めて考えさせられた。 世間が描く「正解」のレールから外れたとしても、あるいは王道の幸せを願うとしても、最終的に自分が選んだ道を「幸せだった」と言えるかどうか。それこそが人生において一番大切なことなのだと、『マリエ』は教えてくれた。誰かのためでも、世間体のためでもなく、自分の手で幸も不幸も選り取っていく。そんな覚悟を胸に、これからも自分の人生のハンドルを握りしめていきたいと思う。

Posted by ブクログ

2026/10/04

ずっーと気になってた作家さん★ ホントは香りシリーズから入る予定だったが、急遽、こちらから〜。 世代的に、『あー。確かになぁ。』 と、思う節が多々ありで あっと言う間に読み終わる。 始めて一通り読んだが、内容が面白いだけでなく、文章の使い方、表現の仕方が すんなり頭に入ってくるの...

ずっーと気になってた作家さん★ ホントは香りシリーズから入る予定だったが、急遽、こちらから〜。 世代的に、『あー。確かになぁ。』 と、思う節が多々ありで あっと言う間に読み終わる。 始めて一通り読んだが、内容が面白いだけでなく、文章の使い方、表現の仕方が すんなり頭に入ってくるので、私は とっても読みやすかった! 勢いで、香りシリーズ、とりあえず文庫本になってる、初回と2作目、速攻で 買って読んでる所。

Posted by ブクログ

2026/10/04

離婚後の楽しい話なのかな?と思って読み始めたら、思った以上に現実的でグサグサくる話だった。 子どもがいなくて、仕事もあって、自分でそれなりに稼いでいる。それなら離婚したって、お金があれば自由に生きられるんじゃないかと思う。 でも、実際はそんなに簡単じゃない。 老後を一人で過ご...

離婚後の楽しい話なのかな?と思って読み始めたら、思った以上に現実的でグサグサくる話だった。 子どもがいなくて、仕事もあって、自分でそれなりに稼いでいる。それなら離婚したって、お金があれば自由に生きられるんじゃないかと思う。 でも、実際はそんなに簡単じゃない。 老後を一人で過ごすこと。 婚活。 年下の恋人との不安定な関係。 誰かと一緒に生きるなら、何かを妥協しなきゃいけない。かといって、一人で生きることにも寂しさや心細さがある。なんで人生って、こんなにうまくいかないんだろう。 現実って難しい。 そして読んでいて思ったのが、マリエさんみたいに生きられる人って、実はそんなに多くないんじゃないかなということ。 マリエさんには自分で生活できる仕事や収入があって、子どももいない。 もし子どもがいたら、離婚したあとも自分の気持ちだけで人生を決めることはできない。 経済的なことや子どもの生活、元夫との関係……考えなきゃいけないことは、もっと増える。 だから「離婚して自由になった!」なんて、そんな単純な話ではないんだと思う。 それでもマリエさんは、何かを選ばなかった。 結婚することも、再婚することも、誰かに人生を預けることも。それはそれで、いいな!と思えた。 読んでいて楽しいのに、現実がどんどん浮き彫りになってくる。 でも最後には、 「あたしもマリエさんみたいに、もう少しゆるく生きてもいいのかも」と思えた。 人生に、これが正解っていう選択肢はないのかもしれない。 だったら、無理に何かを選ばなくてもいい。 自分なりのペースで、ゆるく生きていくのも悪くないのかも。

Posted by ブクログ

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