マリエ の商品レビュー
夫から「恋愛がしたい」と言われ、離婚を切り出されたまりえ。 マリエという名の新しい香水を纏い、白いシーツのようにまっさらな気持ちで桐原まりえに戻る。 陽当りのよいワンルームで好きな家具を買い揃え、自分らしい自由な一人暮らしを始める。 大学時代の先輩たちとの再会や、7歳年下の由井く...
夫から「恋愛がしたい」と言われ、離婚を切り出されたまりえ。 マリエという名の新しい香水を纏い、白いシーツのようにまっさらな気持ちで桐原まりえに戻る。 陽当りのよいワンルームで好きな家具を買い揃え、自分らしい自由な一人暮らしを始める。 大学時代の先輩たちとの再会や、7歳年下の由井くんとの出会い、結婚相談所での体験を経てまりえがたどり着いた場所は…。 離婚をテーマにした小説ですが、とても面白かったです。 伊勢物語が書かれた平安の時代から、女性の生き方、パートナーに望むことは千差万別で、まりえのまわりにも個性に溢れたいろんな女性が登場します。 「人生は冒険」そんなふうに思えたらきっと楽しいのだなと思います。 巻末に収められている、千早茜さんと金原ひとみさんの対談を読んで、離婚って前向きなことなんだ、ポジティブな選択肢なんだととてもすっきりした気持ちになれました。
Posted by
おもしろーい!! 結婚が悪いとも離婚が良いとも、 人それぞれに幸せの価値観違うよね ってところが純文と違って息苦しくならない。 あといつもながら料理が美味しそう!
Posted by
千早茜さんの作品は、男女のいやらしい?色っぽい感じが爽やかに書かれていて、かえって記憶に残ります。「男ともだち」も好きです。
Posted by
なんだが日々思っていたことが言語化されていたような1冊だった。 婚活アプリやらもそうだが、通販で服を買う時もそうて、これが欲しいと思ったら絞り込むので、店頭で目で見て「これも素敵だな」の機会を損なっているのは頭でわかっていても、効率がいい方を選んでいる。 今の自分も、自分が思っ...
なんだが日々思っていたことが言語化されていたような1冊だった。 婚活アプリやらもそうだが、通販で服を買う時もそうて、これが欲しいと思ったら絞り込むので、店頭で目で見て「これも素敵だな」の機会を損なっているのは頭でわかっていても、効率がいい方を選んでいる。 今の自分も、自分が思ってもいなかった「これ素敵だな」を日常に求めているのかもしれない。 由井くんは素敵だが、完全に確信の部分を避けて通っているくせに、人には「わかってよ」を求めるのは、嫌だなと思った。 でも、まりえは今それが欲しいんだと思う。 そういうのの気持ちもよくわかった。
Posted by
この作品も香りというワードがたくさん出てくる。そしてご飯が魅力的。 マリエが由井くんに対して後ろめたさを感じながらも婚活を続けたのは、自分の中で年齢差と妊活が難しい事が重りになってていつ別れを切り出されるかが怖かったんじゃないかな。心が乱されるのを少しでも分散させてくれる相手かつ...
この作品も香りというワードがたくさん出てくる。そしてご飯が魅力的。 マリエが由井くんに対して後ろめたさを感じながらも婚活を続けたのは、自分の中で年齢差と妊活が難しい事が重りになってていつ別れを切り出されるかが怖かったんじゃないかな。心が乱されるのを少しでも分散させてくれる相手かつ、代わりの人が欲しかったのもあるのかなって勝手に思考を巡らせた。 由井くんが頼りなかった?って聞いてることから、由井くんは少なからずマリエとの未来を考えてくれてた気がする!お互い大事な事は言わないから、ちゃんと話し合って思いを伝えて欲しいなっていう願望(笑) 最後のページでちゃんと話せたかな~続きが気になっちゃいますね…
Posted by
Posted by
この作品も、「透明な夜の香り」と同じように香りを感じる作品です。 読んでいて香水を始めとして、食べ物や各季節の香りも香ってくるようでした。 森崎と離婚後、由井と付き合いながらも結婚相談所で罪悪感を感じながらも何となく婚活するまりえ。 そんな中相談所を退会するか悩むまりえに、年下の...
この作品も、「透明な夜の香り」と同じように香りを感じる作品です。 読んでいて香水を始めとして、食べ物や各季節の香りも香ってくるようでした。 森崎と離婚後、由井と付き合いながらも結婚相談所で罪悪感を感じながらも何となく婚活するまりえ。 そんな中相談所を退会するか悩むまりえに、年下の香織が言った言葉はすごく印象的でした。 同性としてまりえの気持ちはすごく共感できるが故に、自分から離婚を切り出したのに離婚後も何かと連絡してくる森崎も、まりえが一人で生活し始めた中、突然現れてまりえの生活に入り込んできておいて、肝心なことは何も言わず自分の都合だけ優先する由井も、私は好きになれませんでした。 離婚や大人の恋愛、婚活の大変さがすごくわかる作品でした。
Posted by
離婚はおろか結婚の経験もないから、 結婚=幸せ、離婚=不幸せという偏ったイメージを持ってたけど、離婚する事でも幸せになれるんだなって読み終わってかなり印象が変わった 千早茜さんの本を手にしたのは2冊目だけど、 心情が細やかに表現されてて一瞬でこの世界に入り込める気がして好きな作...
離婚はおろか結婚の経験もないから、 結婚=幸せ、離婚=不幸せという偏ったイメージを持ってたけど、離婚する事でも幸せになれるんだなって読み終わってかなり印象が変わった 千早茜さんの本を手にしたのは2冊目だけど、 心情が細やかに表現されてて一瞬でこの世界に入り込める気がして好きな作家さんの1人になりました
Posted by
離婚は経験したことないけど話の内容がとても面白かった。自立している人ってかっこいいなと思う。由井くん好きです!!!
Posted by
千早茜の本はわりと音がしなくて、静謐な感じがする。あと、後書きでも金原さんも言ってたけれど、粉を練って肉まんとか餃子を作るシーンが美味しそう。 第1話 桐原まりえは森崎と離婚届を提出。香水屋さんに寄って香水を選ぶ。マリエと名づけられた薔薇のものを選ぶ。私の幸も不幸も私が決める。...
千早茜の本はわりと音がしなくて、静謐な感じがする。あと、後書きでも金原さんも言ってたけれど、粉を練って肉まんとか餃子を作るシーンが美味しそう。 第1話 桐原まりえは森崎と離婚届を提出。香水屋さんに寄って香水を選ぶ。マリエと名づけられた薔薇のものを選ぶ。私の幸も不幸も私が決める。 第2話 中学の時の友達ササキユキコちゃんが亡くなったらしい。尊先輩は離婚した。 第3話 新年の朝は快晴だった。お雑煮を自分のためだけに作る。クリスマスには離婚祝いで尊先輩と婚活中の観月台先輩と飲んだ。 第4話 森崎のお母さんから手紙が来た。離婚後3ヶ月。なんとなく放置していたが、地震が来たので読んだ。観月台先輩の言っていた結婚相談所に行ってみる。 第5話 髪を切る。なぜか由井くんがまりえの部屋で小麦粉を捏ねている。葱花餅と肉餅を作る。友達の早希が不倫相手と腕を組んでいるところを見かける。 第6話 結婚相談所がアレンジしてくれたお見合いに出かけてみる。ほとんど会話をしなかった研究職の男性から次回の会いたいとの希望が来た。由井くんと餃子を作る。抱きしめられた。 第7話 由井くんと恋人になった。 第8話 由井くんが忙しい。本田さんと高尾山に登った。 第9話 コロナに感染。結婚相談所の封筒がみつかってしまう。
Posted by
