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有罪、とAIは告げた 小学館文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2025/12/05 |
| JAN | 9784094075212 |

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有罪、とAIは告げた
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有罪、とAIは告げた
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商品レビュー
3.8
82件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
東京地裁に、中国で開発されたAI裁判官、法神2が試験導入された。 裁判官の仕事は激務で、なり手が伸びない割に職務は増えているという。証拠を調べたり、判決文を書くだけではない。例えばサイバー犯罪だったら界隈のことを知らなければ、適切な判断が下せない。そのためには勉強するしかない。 そんな中導入されたAIは劇的に作業量を減らしてくれるため裁判官たちに喜ばれていた。今まで、苦労して書き上げていた判決文も、AIは完全に同じ文章が再現できそうだ。だが、主人公の高遠寺円は人を裁くときにAIに頼ることに抵抗を感じる。 そんな時、一件の父親殺し事件が舞い込む。物証もあり、本人の証言もある。あとは量刑だけ、というところ、AIが出した判決は「死刑」。 裁判長も、裁判員も、AIが出したその判決に乗っかってしまおうとするが…。 巷で言われる「AIは間違ったことを言う時もある」「AIに偏ったデータを入れたら偏った答えを出す時がある」の究極形だと思った。AIのこの一言によって、被告の生命が左右される。AIの中身がブラックボックスであるなら、どんなデータからその結論が導かれたのか、誰にも分からない。 また、AIには過去のデータしか入っていないため、新しい発想は決して出てこない。 作品中では、親を殺したときに罰則が通常の殺人より重くなる「尊属殺人」が重要なテーマになった。 昭和48年、「尊属殺重罰規定違憲判決」である。要するに、「尊属殺人を重罪とする」という刑法自体が憲法違反のため無効、と判断した。これにより、それまであった法律は無効化された。このような判断は、前例から答えを出すAIには決してできない。 それが悪いと言っているのではないが、そういうことが必要になりうる現場にはAIは入るべきではなく、AIが活躍できる場には入ったらいい、と改めて感じる。 解説は、話題の「チームみらい」党首の安野貴博参議院議員。 著者の中山さんが提示したAIの瑕疵を見事にスルーして、「AIは合理的判断をするけど、人間が感情的に受け入れない」「納得しない」など、話のすり替えがひどい。結末まで読んだのか? 開発者が恣意的に不都合なデータを学習させない、ということが起こりうるという危険性は認識できたのか? 本編は面白いです。 AIに対する問題意識の一つを、「もし裁判所にAIが実装されたとしたら」という創作で表現している。 そして、みんなが「これいいじゃん!」となっている中の言語化できない違和感も、なんとなく持っている人は多いと思う。
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少数の優秀な裁判官が、法知識だけでなく多様な分野の知識を総動員し、累積する案件を綿密に精査した上で結論を導き出す現在の司法制度が、制度的な限界を迎えつつあるという問題提起から物語は始まる。そして裁判官の視点を通して、審理へのAI導入の是非や、判決をAIに委ねることの是非について...
少数の優秀な裁判官が、法知識だけでなく多様な分野の知識を総動員し、累積する案件を綿密に精査した上で結論を導き出す現在の司法制度が、制度的な限界を迎えつつあるという問題提起から物語は始まる。そして裁判官の視点を通して、審理へのAI導入の是非や、判決をAIに委ねることの是非について、テクノロジーと倫理の両面から掘り下げられている。司法は法律を論理的に解釈し、判例という前例を踏襲しながら進められるため、一見するとAIとの相性は極めて良いように思われる。しかし現実には、証言という対面でのやり取りや、証拠資料という紙媒体による情報伝達が主流で、極めてアナログな世界である。司法の一端に携わる立場としては、デジタル化による業務効率化を切実に望むところであり、本書はそうした現実に対し一石を投じる良書だと感じた。一方で本書は物語性よりも問題提起に重点を置いている印象が強く、エンタメとしてはイマイチだった。
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AIが司法の世界に入ったらどうなるか、という小説。 話題性がある題材で、読んでみたいと思った。 近未来というより、技術的にはもう可能な世界ではないかと思う。 内容としては、AIが法廷で、有罪と告げた訳でもなく、ちょっと期待とは違ってました。 最後はAIの出した結論がどうかより...
AIが司法の世界に入ったらどうなるか、という小説。 話題性がある題材で、読んでみたいと思った。 近未来というより、技術的にはもう可能な世界ではないかと思う。 内容としては、AIが法廷で、有罪と告げた訳でもなく、ちょっと期待とは違ってました。 最後はAIの出した結論がどうかより、警察の証拠が誤っていたということで、AIとは関係ないなー、と思いました。
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