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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/11/06 |
| JAN | 9784087700138 |

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商品レビュー
4.2
31件のお客様レビュー
意味のわからないもの、不条理なもの そういうものに溢れたこの世界を適切に保存する ワンダという不条理に溢れた古い映画を思い出した 素晴らしい本だと思う
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もはや“永井玲衣さんの著作だから”という信頼だけで手に取るので、内容をまったく把握しないまま読んだら、ことばについてのエッセイだった。 第一部「問いはかくれている」では、近ごろ耳にするようになった「あーね」「めしテロ」「口になった」「ラン活」「普通に」等の新語や、使い古された「よ...
もはや“永井玲衣さんの著作だから”という信頼だけで手に取るので、内容をまったく把握しないまま読んだら、ことばについてのエッセイだった。 第一部「問いはかくれている」では、近ごろ耳にするようになった「あーね」「めしテロ」「口になった」「ラン活」「普通に」等の新語や、使い古された「よろしくお願いいたします」「圧倒的」「にわかファン」「はいチーズ」といった定型句について、独自の着眼点で考察をおこなっている。 ことばを考えることの底無しの面白さを再発見できた。 第二部「これがそうなのか」という章題は、著者がフィクションではない現実の事象をまのあたりにし、開眼していく際に呟かれてきた台詞でもある。 進研ゼミで見たやつだ!みたいなリアクションが愉快で微笑ましく、しかし世界とひとつひとつ対峙していく様子は赤子のようでもある。 〈初めに本があった。〉という一文は、ヨハネによる福音書さながら、本に育てられた者たちが己の自分史を綴るとしたら完璧な一行目になり得ると思った。 著者は最後に、精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点「浦河べてるの家」を訪問したときにエピソードを交えながら、『水中の哲学者たち』で「他者がこわい」と述べていたことを補足し〈「あなたは脅威ではない」と応えるところからはじめたいのだと思う〉という解にたどりつく。 〈傷つきやすい身体をもったひとびとが共に座っている。居心地悪く、緊張感がただよっている。だが、座っている。そのことの可能性を思う。〉 〈他者とともに座るとき、本を読むとき、また文章を生み出そうと原稿を書きつけるとき、他者に問われるとき、わたしはあなたと出会っている。他者は可能性である。広々とうつくしく、はりつめた可能性なのだ。〉 連れていってもらったそこで、眼下に広がる景色を目にしたような、なんだか泣きたくなるような清々しさがあった。 すぐに本の世界に逃げ込みたくなる私の服の裾をしかとつかんで留めてくれているような、確かさを感じられたのだ。
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永井さんの話や文章が好きなので、こちらも読んだ。 言葉にすること、問を立てること。 言葉とは。問とは。
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