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地上の楽園
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地上の楽園

月村了衛(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社
発売年月日 2025/10/21
JAN 9784120059599

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商品レビュー

4.7

82件のお客様レビュー

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2026/09/12

星5 在日朝鮮人が北朝鮮に帰還したお話。 地上の楽園と唱われて行った所は…。 本当に楽園だと信じ帰還運動に参加した人、それを信じ帰還した友人、そして、その家族。 出会い、別れ、そして再会へ。 凄まじい描写は平和ボケしてる日本人には衝撃的じゃないでしょうか。 圧巻の読後感です。

Posted by ブクログ

2026/09/10

凄絶過ぎましたが、読む手が止まりませんでした。帰還事業について恥ずかしながら本作で知りました。決して忘れてはいけないことだと思いました。

Posted by ブクログ

2026/09/10

 一九五〇年代の在日朝鮮人の帰還事業で、日朝・日韓問題について書かれた本は小難しくて読者が少ない。戦後タブーとされてきた問題だからでしょう。 「そもそも何故日本に朝鮮学校があるのですか?」なんて学校の先生に質問しても教えてくれない。差別問題が絡むからでしょう。この小説を読んだ人...

 一九五〇年代の在日朝鮮人の帰還事業で、日朝・日韓問題について書かれた本は小難しくて読者が少ない。戦後タブーとされてきた問題だからでしょう。 「そもそも何故日本に朝鮮学校があるのですか?」なんて学校の先生に質問しても教えてくれない。差別問題が絡むからでしょう。この小説を読んだ人でさえ知らないんじゃないかな。  孔仁学という少年は、朝鮮学校の中等部を卒業し、公立学校へと進学した。目的は、日本の大学で学びたいからだという。だから大学の受験資格が何としても必要だった。物語は日本人目線で書かれている本ではなくて、問題となっている地方の方たちの当初の物語の舞台になっており現実的です。長編小説ですが、問題の本質を戦前から戦後まで説明するとなると説明不足は否めない。戦後の朝鮮を「地上の天国」などという偽書を信じ帰国を勧めた仁学と、帰国した玄勇太が物語の最後にやろうとしたことが一筋縄ではいかないことは、今の日本の現状を鑑みればわかる。 帯に、「今なお続く差別の源流と流転の果ての希望を濃密に描く」と書いている。  久しぶりに興味深い本を読ませてもらったが、根が深くて苦しい!  月村了衛氏の著書は、本質を鋭く抉るところに面白さがあると思う。 上記には「地上の天国」と書きましたが、正しくは「38度線の北」です。  僕が伝えたい事は、「あなたも読んでください」と言うことだけ。あとは原稿とキャプションに書きました。 深掘りすると戦後政治の一端が見えてくる。 帯の裏表紙には「差別も資因も、なくならないのか 1959年大阪。在日朝鮮人への蔑みと暴力がはびこる街で、復興を遂げ平等を実現し「地上の楽園」と称される北朝鮮への「帰国運動」が過熱していた。高校生の孔仁学は、ヤクザの抗争に巻きこまれ窮地に立つ親友・玄勇太に「帰国」を勧める。 北朝鮮行きを決めた勇太だったが、帰国船内の食事の貧弱さや寝床の汚さに、「楽園」への違和感を覚え始め・・・・・。」

Posted by ブクログ

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