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デモクラシーのいろは
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デモクラシーのいろは

森絵都(著者)

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デモクラシーのいろは

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2025/10/02
JAN 9784041141762

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商品レビュー

4.5

154件のお客様レビュー

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2026/09/05

戦後日本に駐留したGHQによって、民主主義の定着のための施策として、4人の様々な社会階層の娘たちが選抜され、共同生活をしながら民主主義を学ぶというユニークな設定のもとで繰り広げられる事の顛末。戦後の混乱期の4者4様の境遇は、日本人が実際体験した数え切れない悲劇を反映している。こう...

戦後日本に駐留したGHQによって、民主主義の定着のための施策として、4人の様々な社会階層の娘たちが選抜され、共同生活をしながら民主主義を学ぶというユニークな設定のもとで繰り広げられる事の顛末。戦後の混乱期の4者4様の境遇は、日本人が実際体験した数え切れない悲劇を反映している。こういう無辜の市民の「もう戦争はこりごり」という心からの実感が、80年余続く日本の平和主義を維持する原動力だったのだろう。日系2世リュウがあまりアメリカ人っぽくなかったが、民主主義の本質に関わる考え方を展開しつつ、予想外の展開で最後まで引きつけて先へ先へと読ませる語り口は、さすがベテラン作家だと思った。

Posted by ブクログ

2026/08/24
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※このレビューにはネタバレを含みます

職場の人に勧められて。 森絵都は「カラフル」ぶり2作目。リーダブルだし面白いけれど、純粋にストーリーを楽しむには気になるポイントが多かった。 比喩表現の相性、美央子の語りパートが日記の形式であることの違和感、日系二世のサクラギリュウの言葉遣いなどがその理由である。 美央子視点を日記で見せる構成はあまり得策に思えなかった。鞠子の監視下におかれた彼女が、迂闊に日記に自分の過去を書くような行動をとる人物に思えない。美央子視点のモノローグにすれば事足りたのでは? 英語の堪能な美央子に対して放たれるサクラギリュウの「イエッサー」も違和感だった。演出に振ってしまいリアリティが下がったと感じた。

Posted by ブクログ

2026/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

久々の森絵都、読んできた本全部面白かったんやから、もっと頻繁に読めばいいのに、なんかまた間空けてしまったなぁ。 で、この本だが、タイトル観て「あぁ、意識高いとかのフェミ系やな」と短絡的に思ってしまった自分が情けない。 確かに粗筋からして戦後日本で若き女性たち4(5)人を相手にアメリカ流民主主義を浸透させる教室を運営する話なのだから、まぁフェミっぽいこともあるにはあるが…。 そんなのは味付けの一つでしかなく、本題は友情と恋愛と成長の物語なのである。特に登場人物たちそれぞれの過去や背景がうっすらわかり出す中盤以降から、密度と速度が上がりだすあたりの面白さは、さすが森絵都の筆力。時に感情で時に伏線で時にお笑いでグイグイ来られて月並みだが「ページ繰る手が止まらない」状態。 そして最終章あたりからのクライマックスは、もう怒涛の勢いで通勤電車で読んでたら職場すっ飛ばして終点まででもそっから戻る間もずっと読み続けていられる…読み続けないといられない面白さ。 朝ドラ的ストーリーが好きなら絶対気に入ると思う。タイトルはネタであるというネタばらしだけはしておく、堅苦しくなど全くない。性差は関係なくこの本を思いっきり楽しんで欲しい。そして不器用にでもいいから、自分なりの小さな民主主義を実践してみようやないか。そういうのから生活の幸せは構築できると思うので!

Posted by ブクログ

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