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空、はてしない青(下)
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空、はてしない青(下)

メリッサ・ダ・コスタ(著者), 山本知子(訳者)

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空、はてしない青(下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2025/09/18
JAN 9784065395875

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商品レビュー

4.5

112件のお客様レビュー

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2026/06/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

エミル念願の旅もとうとう終わりを迎えてしまった。 美しく壮大な自然に囲まれ、優しく温かな人々と出逢い、別れ、そしてジョアンヌの悲しい過去とも向き合い、ついに本物の愛を知ることのできたエミルは本当に幸せな時間を過ごせたのではないだろうか。 たとえ最期に向かって徐々に"自分"を失ってしまったとしても。ほんのつかの間の平穏だったとしても。 旅の最後を愛しいジョアンヌと共にいられて本当に良かった。 エミルが亡くなるのは初めから分かっていたけれど、ラストが救いのある終わり方で良かった。 アルツハイマーの進行具合がこんなにも過酷で残酷ななものだと知って怖くなった。 上下巻で約800頁。最初はこんな大量な物語を読めるのかと尻込みしていたけれど、読み始めたらあっという間。夢中で読めた。 美しい景色も見てみたいのでぜひ映画化してほしい。 「風向きを変えることはできないのだから、帆を操縦できるようにならなければいけない」 by ジェームズ・ディーン

Posted by ブクログ

2026/06/01

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。子猫のポックとの出会い、海辺の穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。ときにぎこちなく、ときに深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を重ねる。しかし―進行するアルツハイマーが、エ...

どこまでも続く青い空と海。エミルとジョアンヌは、南フランスの陽光きらめく中を旅していた。子猫のポックとの出会い、海辺の穏やかな日々、ジョアンヌのマインドフルネスの教え。ときにぎこちなく、ときに深く心を通わせながら、2人と1匹は静かに時を重ねる。しかし―進行するアルツハイマーが、エミルをゆっくりと蝕んでゆく。ジョアンヌはエミルの傍で、自分の過去と向き合い続けていた。残されたわずかな時間。互いの存在だけを支えに進むキャンピングカーは、最後の目的地へと向かう。失うことの痛みと、それでも生きることの輝きを描く、愛と再生の旅路。(e-hon)

Posted by ブクログ

2026/05/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ジョアンヌの過去が明らかになり、想像以上に辛い経験をしてきたことが分かった。ジョアンヌのはじめは他者との距離をとりつつも、物事をフラットに見られて、愛情深いところは、そのような過去の経験も影響しているのかなと思った。 エミルは、病気が進行し、色々なことを忘れたり、現状の理解が難しくなってしまう。本人も不安だろうし、忘れられてしまうジョアンヌも辛いだろうけど、色々と忘れていく中でエミルの中に残っている出来事が興味深い。自転車に乗る姉を三輪車で追いかけながら冒険したこと、結婚式に参列する母の姿。認知症になると、一般的に新しい記憶から忘れてしまうとは聞くけれど、その中で残っている昔の記憶はその人を形作る根っこの部分な気がして、語弊があるかもしれないけど面白いなと思った。 この美しい物語を読めて良かったな。 『アルケミスト』も再読したくなった。

Posted by ブクログ

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