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国宝 愛蔵版(上) 青春篇
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2025/09/05 |
| JAN | 9784022520876 |

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国宝 愛蔵版(上)
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商品レビュー
4.2
39件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
映画鑑賞をきっかけに、半年間待ってようやく読了。 まだ上巻しか読んでないものの、「よくこれを映画という形に落とし込んだな」という感想。 馴染みのない歌舞伎の世界のお話だからこそ、原作と相違点はあれど、映画を見てからの方がより解像度高く理解しながら読み進められた印象。 まず読み始めて一番に感じたのが、語り手の文章。今まで読んできた小説では、地の文に自我を感じることはなく、〜だ〜であった、など事実を補足的に述べる役割だった。だがこの作品では、「そろそろ今章のページも尽きますれば、その辺りのお話はまた、次章にてお付き合い願えればと存じまする。」(P.126)や、「ぜひ次章にて本人からの言い訳を少しばかりでも聞いていただければと、心よりお願いする次第にござりまする。」(P.207)など、向こう側に人を感じる構成が新鮮に思われた。 「・・・役者なんて、ほんま、意地汚い生物やわ。うちの旦那はん、もうあんな体やで。アンタに手え引いてもらわんと、舞台にも出られへんねんで。それやのに、それでも『白虎』になりたいんやと。我が子の人生を踏み潰しても『花井白虎』になって舞台に立ちたいんやと。ほんま呆れるわ。アンタもアンタや。俊ぼんのもん、平気で奪うて。汚いわ。・・・それに俊ぼんも俊ぼんや。ずっと自分が中心やったのが、そこに立てんようになったからて逃げんのかいな。負けも認めんで逃げるいうところが意地汚いわ」(P.279) 幸子の言葉が刺さる。大阪というのもあり、この作品に出てくる女性はみな強かな印象を持っていた。だが、実の息子は失踪、息子が着くはずだった地位には他所の子がつき、旦那は体を壊しながら芸に身を捧げる。そんな状況に置かれた女の叫びがこの言葉に全部詰まっている気がした。それでも腹をくくった幸子には尊敬すら覚える。 上巻では、俊ぼんが見つかり帰ってくるところまでで終わる。意外と映画からすると後半の方まで収まっているなと感じた。映画ではなかった徳次の言動、喜久雄を取り巻く周囲の変化に下巻を読むのが楽しみで仕方ない。
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任侠の家に生まれた主人公が、父親の死後に歌舞伎役者に引き取られることになり、芸の道に人生を捧げていくという物語。 上巻を読み終えたところなので中途半端な感想になってしまいますが、これでもかという人生の荒波に翻弄されながらも、歌舞伎に対してはどこまでも真っ直ぐな主人公のひた向きさ...
任侠の家に生まれた主人公が、父親の死後に歌舞伎役者に引き取られることになり、芸の道に人生を捧げていくという物語。 上巻を読み終えたところなので中途半端な感想になってしまいますが、これでもかという人生の荒波に翻弄されながらも、歌舞伎に対してはどこまでも真っ直ぐな主人公のひた向きさに心が揺さぶられました。まだまだ波乱が続く含みを持たせて下巻に突入していきますが、どんな大団円が待っているのか楽しみです。
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吉田修一作品は横道世之介など好きな作品が多く何冊か読んできていて、店頭にこの本があるのも何年も前から知っていたけど、国宝というタイトルの重厚感、上下巻の長編の重厚感に怯んでスルーしてきた。大後悔!!! タイトルは重厚だけど、中はもっと軽妙で歌舞伎に疎い私にもスーッと入ってくれたし...
吉田修一作品は横道世之介など好きな作品が多く何冊か読んできていて、店頭にこの本があるのも何年も前から知っていたけど、国宝というタイトルの重厚感、上下巻の長編の重厚感に怯んでスルーしてきた。大後悔!!! タイトルは重厚だけど、中はもっと軽妙で歌舞伎に疎い私にもスーッと入ってくれたし、今までの吉田作品に共通する読みやすさがしっかりとあった。止まることなく一気読みしました。 同じ理由でスルーしてきて、今読んでみようかなと迷っている方がおられるのなら、「とりあえず読んでみてください、読みやすいです!」と薦めたいです。下巻楽しみ!!早速これから読みます!
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