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チンギス紀(七) 虎落 集英社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/04/18 |
| JAN | 9784087447590 |
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チンギス紀(七)
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商品レビュー
4.2
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
チンギス紀7 虎落を読んだ。 非常に面白かった。7は今までと毛色が少し異なり、大軍による戦闘の移り変わりが詳細に描かれていた。北方謙三はマクロな盤面の操作だけでなく、このようなミクロな戦場もこぼさず描けるのかと、驚嘆したよ。 7に関していえば、予想外という展開は少なかった。予想通り草原は親金国のケレイト・キャト氏テムジンが連合し、反金国のメルキト族・ジャンダラン氏ジャムカ・タイチウト氏タルグダイも大連合を作った。そして、その二大勢力による大戦争が7の大半を締めていた。目まぐるしく移り変わる戦況がつぶさに描かれており、今までのような草原の盤面がひっくり返るような驚きや急展開はないものの、戦闘は非常に読み応えがあり、それぞれのリーダーが知略と力の限り戦う様子は胸を打たれた。 1番の見所は、ジャムカの別働隊による急襲を受けたアウラガを守るために戦ったテムジンの弟・ベルグティのシーンだったと思う。前はカサルと同じように描かれていた印象のあるベルグティだが、カサルや弟テムゲの軍人としての成長と裏腹に、登場が少なくなってるなとは感じてた。それがまさか病で療養していたとは。そしてそんな彼が、兄テムジンの将来の全てを担うと言ってもいい大切なアウラガを守るため、文字通り命懸けでかけた。最後のシーン、ボオルチュに笑いかけたこと、「カサルと共に、兄テムジンと共に生きた。楽しかった。」というベルグティのセリフは、ほんとに泣いた。 ベルグティの活躍もありジャムカの急襲を防いだテムジン軍は、その大戦争に勝利を収めた。テムジンは早速タイチウトとジャンダランを併合したが、そのスピード感は意外だった。今まで自分は、テムジンがモンゴル族ひとつにする時は、ジャムカもタルグダイも死ぬ時だと思っていたが、彼らが敗走しつつもなんとか生き延びている現状の中、併合がなされたのは予想外。今後は、ひとつになったモンゴル族に対して、ジャムカやタルグダイが最後の意地でゲリラ戦を仕掛けそうな予感。また、7ではタイチウトのラシャーンが隠居しているメルキトのトクトアと出会うシーンもあり、トクトアの戦への再登場もありえそう。 また、盟友であったテムジンとジャムカとの戦闘も、何度読んでも辛い。。ジャムカ死なないで欲しい。テムジンと一緒に、草原の未来を作って欲しいけど、それは厳しいんだろうな。 最後になるが、テムジンが盟友のジャムカと戦い、トオリルカンの臣下のように振る舞い、あらゆるものを犠牲にしてまで戦うその動機が何なのか気になった。正確には描かれてないと思う。別に謎という訳では無いが、テムジンの本当の考えは彼の部下にも読めておらず、私も一部下のようにテムジンの考えについては霧に覆われている印象を受けた。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
思っていたよりはあっさり、テムジンが〝民族統一〟を果たす。日本で言えば関ケ原、大草原を二分する見応えある戦いは、とりあえず、誰も首を取られることなく決着した。生き延びた者たちの関係性は新たな局面を迎えることになるのだろう。今後の展開がますます楽しみに。
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敵にむかった。待て、待ってくれ、と叫んでいるボオルチュの声が聞こえた。 ベルクティは振り返り、ボオルチュに一度笑ってみせた。ボオルチュが息を呑むのがわかった。 ベルグティは、馬腹を蹴った。躰の中で、なにかが壊れ続けている。 病の床で、そのまま死んでいくはずだった。それが、...
敵にむかった。待て、待ってくれ、と叫んでいるボオルチュの声が聞こえた。 ベルクティは振り返り、ボオルチュに一度笑ってみせた。ボオルチュが息を呑むのがわかった。 ベルグティは、馬腹を蹴った。躰の中で、なにかが壊れ続けている。 病の床で、そのまま死んでいくはずだった。それが、闘っているのだ。戦場に立ち、剣を構えている。なんという、幸福なのだ。 敵につっこむ。 カサルとともに、生きた。それから、兄とともに生きた。兄は非凡だったから、普通では考えられない経験をたえずさせてくれた。そうやって生き、病みはしたものの、いまそうやって死のうとしている。 面白かった、とペルグティは思った。敵を斬り落としながら、いまも面白い、と思った。(221p) テムジン=トオリル・カン連合軍とジャムカ=タルグアイ=アインガ連合軍との決戦の火蓋は切られた。テムジンの異母弟ペルグティは、ジャムカが謀った虎落の罠に抗い命を落とす。最期の炎を燃やして。 1巻の半分、まるまる戦闘描写が続く。水滸伝のように歩兵や政治的駆引きはなく、騎馬戦のみ。一進一退。人によっては退屈かもしれない。これが漢の文学だ。 タルグアイ。 モンゴル族タイチウト氏の長 キャト氏の長若きテムジンを 最初から殺して草原の覇権を 狙ってい乍ら常に負け続けた 負けて、負けて、負けて、尚 ラシャーンという偉丈夫妻を 迎えて彼は氏族をまとめ上げ そして強くなっていったのだ 最後の決戦、妻の力を借りず 自分で指揮し、果敢に闘った 人は変わり得るのだという事 テムジンにも認めさせたのだ そして草原に潰走していった これも漢の人生なのだろうか
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