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魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
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魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話

ルル・ミラー(著者), 上原裕美子(訳者)

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魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 サンマーク出版
発売年月日 2025/02/26
JAN 9784763141781

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商品レビュー

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2026/06/13

世界の見えかたが、変わるかもしれない。単純すぎるかな。影響を、受けすぎかな。でも、信じたい。そのほうが、面白そうだから。世界が変わるかもしれないと思ったから。こんな、クソったれな世界が! 見かたを変えてみる、そんな意図した目的がなくても、ずっと僕は、そんな感じだったかもしれない...

世界の見えかたが、変わるかもしれない。単純すぎるかな。影響を、受けすぎかな。でも、信じたい。そのほうが、面白そうだから。世界が変わるかもしれないと思ったから。こんな、クソったれな世界が! 見かたを変えてみる、そんな意図した目的がなくても、ずっと僕は、そんな感じだったかもしれない。周囲の人々と同じ方向を向くことの違和感。目標があるなら、その過程は自由でいいと思っている。プロセスの煩雑さに価値を見出すことなんて、僕には、ばかばかしくて、なぜ周囲の人々は、そんなものに価値を、悦びを付与するのか。僕にはまったく理解できない。もっと理解できないのは、皆で同じ方向を向くことへの強制。“ルール”を、やたらと有り難がること。まったく合理性がないことへの強制。従っていればいい、そんな自己放棄。生きているのか?あなた方は。 著者から読者への挑戦のような読後感。“魚が存在しない”なんて。著者自身の見解だけでなく“裏付け”があるという説得力。僕は、受け入れてみたい。

Posted by ブクログ

2026/06/13

装丁が気になっていた本。 分類学の話なのかと思って読み始めたら、思わぬ方向に話が進んでいって驚いた。 新種の魚を次々と発見して名前をつけていく作業は、魅力的で、でもその全能感が、人間を過信させるのかもと思ったり。 以下メモ ・分類学者は命名をとても大事にする。種が命名された瞬...

装丁が気になっていた本。 分類学の話なのかと思って読み始めたら、思わぬ方向に話が進んでいって驚いた。 新種の魚を次々と発見して名前をつけていく作業は、魅力的で、でもその全能感が、人間を過信させるのかもと思ったり。 以下メモ ・分類学者は命名をとても大事にする。種が命名された瞬間に、その標本は特別なビンに入れられた特別な標本として、特別な名を与えられる。 学名を担う標本を「タイプ」という。 命名に使用された神聖な標本は「ホロタイプ」 ・生涯をかけ魚類を収集・分類した科学者デイヴィッド・スター・ジョーダン。たくさんの標本が、地震でばらばらになったときも、それを1つ1つタグと照合させていく気の遠くなる作業を行った。 そこには、ゆるぎない自信、自己妄想、頑迷さ、運命を決めるのは人の意志という思いがあった。だけど、それが執拗な優生学支援者へとつながっていく。 「命名」という秩序を築く作業を繰り返す中で、自然界にヒエラルキーの存在を信じてしまった。 ・「魚」 私たちが、魚と分類しているものは生活様式での分類。系統分類学(進化の系譜に基づく分け方)では 、魚の中にもハイギョという人間に近いものもいる。それも含めて「魚」を一つのグループにしようとすると、そのグループには人間・鳥・トカゲ・カエルも全員入ってくることになる。系統樹的には「魚」という枝は存在しない ・タンポポは見る人によっては、雑草に見える。けれど、別の人にとっては同じ草花がとても大事な価値を持つ。 人間も私たちも、きっと同じだ。惑星の視点から見れば、永遠という視点から見れば、もしくは優生学的な完全性の夢から見れば、確かに人間一人の命に意味などないだろう。 けれどそれは無限にある視点のたった一つにすぎない。 リンチバーグにあるアパートの一室から見るならば、その人間一人に大きな意味がある。 ・自然界の生命体をランク付けするたった一つの方法など絶対に存在しない。単一のヒエラルキーに固執するともっと大きな図が見えてこない。 科学の誠実な研究とは、人間が自然界にひく「便宜上」の線の向こう側を覗こうと試みることだ。 あなたの目に映る生命体の一つ一つに、あなたには決して把握しつくせない複雑さがあると理解することだ。

Posted by ブクログ

2026/05/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デイビット・スター・ジョーダンの伝記であり、 生物学書であり、啓蒙書のような本。 面白い構成だった。 生物学における分類の歴史に準えて、 名前をつけて、直感的に線を引く行為について考えさせる内容。 線を引きすぎずに生きていきたい

Posted by ブクログ

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