- 中古
- 書籍
- 書籍
- 1213-01-17
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
定価 ¥2,310
1,650円 定価より660円(28%)おトク
獲得ポイント15P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | サンマーク出版 |
| 発売年月日 | 2025/02/26 |
| JAN | 9784763141781 |
- 書籍
- 書籍
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
魚が存在しない理由 世界一空恐ろしい生物分類の話
¥1,650
在庫なし
商品レビュー
4.1
48件のお客様レビュー
すごい。遠い国の、遠い時代の話とは思えない(実際には同じ地球の、100年ほど前の話である)というのが直感的な感想で、そんなお伽話を読んだあとみたいな感覚になってしまったのは、あまりに自分の知っている現実と縁がない話だったからかもしれない。内気な少年があらゆる学位を取り、「カオス」...
すごい。遠い国の、遠い時代の話とは思えない(実際には同じ地球の、100年ほど前の話である)というのが直感的な感想で、そんなお伽話を読んだあとみたいな感覚になってしまったのは、あまりに自分の知っている現実と縁がない話だったからかもしれない。内気な少年があらゆる学位を取り、「カオス」と呼ばれる災難に見舞われながらも研究に明け暮れ、学長まで登りつめる生命力のようなものに圧倒される序盤。そして、後半はそれらの出来事を可能にしていた彼の異常なまでのポジディブシンキングと、その末にたどりついた過ちに絶句する。しかも、淡々と語られるのではなく、筆者の迷いと苦悩にあふれた人生の中で、ジョーダンの所業は明らかになっていく。 作者の周囲(父や姉)や、取材した人の言動が小説のセリフかな?と思うくらい悟りきっていて、ロールプレイングゲームの登場人物に、その世界の伝説を聞かせてもらっているような、そんな壮大な入れ子構造だった。 ところで、20世紀の終わり頃にポジディブな妄想で自分を騙して自己認識を薔薇色のものへと書き換える(ストーリー編集、リフレーミング)が推奨された結果、今度はそれが暴走して人生に意味なんてないというフェーズに入りつつあるの、「歴史は繰り返す」すぎるかも。筆者は自分の人生に意味がないことについてショックを受けて、意味を見出したくてジョーダンを調べ始めたわけだけど、人生に意味を見出しすぎるから辛いという意見に納得したばかりだったので、筆者はなんというか、使命感にあふれた人だなあと思う。(p.167あたり) けど、彼女が魚を手放して、自分をはじめとする人間が何度でもまちがいつづける(しかし幸せにもなれる)ということを見つけられてよかったと思った。 ・苦しみの渦中にある人にとって、何かを収集するという行為は、甘美な慰めになる(そして一線を越えると人を破滅させる) p.29 ・攻撃をする人は往々にして自己評価が高い(と思いたい願望が強い人)p.180 ・「不敵者」とみなす人間の生殖機能を取り除けばいい、そうすれば「その血がそこで途絶えてくれる」として絶滅を実現させるジョーダンのアイデア、進撃の巨人すぎるがな p.226 ・カオスに怯える無力な子供になりたくなかったから、まちがいを間違いと認めて再び混沌へ飛びこむことができなかった。ヒエラルキーにこだわるのは、存在に意味がなきことを恐れるから。p.257 ↓ 自分がタンポポであることを知り、それを喜ぶべき事実として捉えることで克服できる。p.284 ・直感を信じる心地よさを真実とトレードしたがる人などいない 陰謀の話?p.308 ・人は何かに名前をつけると、もう本当の姿をちゃんと見ようとしなくなる、そのことに同情する。p.317 ・大人になるっていうのは、人が自分に向ける言葉をうのみにするのをやめること。p.320
Posted by 
Why Fish Dor't Exist? キラキラ!! 青い!!!『人は何かに名前をつけると、本当の姿を見ようとしなくなる』生物を分類することに意味はあるのか?存在するということとは何か?哲学的なメッセージが鋭く光る一冊。 情報コース2年
Posted by 
表紙から想像されるストーリーとは全然違うと感じたが、生物分類学というのがどういう仕事をしているのかや、新種の発見に人生を捧げた人の一生を垣間見ることができた。 印象に残っていることは、GRIT(辛抱強さ)という言葉で、新種を集めた標本が自然災害で無に帰すという、十数年の成果が無か...
表紙から想像されるストーリーとは全然違うと感じたが、生物分類学というのがどういう仕事をしているのかや、新種の発見に人生を捧げた人の一生を垣間見ることができた。 印象に残っていることは、GRIT(辛抱強さ)という言葉で、新種を集めた標本が自然災害で無に帰すという、十数年の成果が無かったことになったとしても、復旧や活動再開をしていく人間強さに心をうたれた。 途中では、人種差別の話があり、「不適者」には不妊治療を強制させて、劣勢の遺伝子を根絶する考え方は反吐が出る思いで読んだ。人間は誰しも生きる意味があり、大事な存在だということを心に刻みたい。 あれ、魚の話は?と思ったら、最後の方に、ダーウィン説の進化の近縁性に沿って整理すると、魚は牛とか他の動物にそれぞれ似ている特徴があるため、便宜的に「魚類」を使っているが、分類学上には「魚類」は存在しないとのこと。 信じられないし、理解し難い。とはいえ、魚という言葉がなくなったら、漁師や水族館はどのように表現されるのかについて想像が膨らんだ。 分類の定義(視点)によって、直感に反する出来事が起こることは面白いと感じた。
Posted by 
