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読まれる覚悟 ちくまプリマー新書478
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読まれる覚悟 ちくまプリマー新書478

桜庭一樹(著者)

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読まれる覚悟 ちくまプリマー新書478

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2025/01/10
JAN 9784480685124

読まれる覚悟

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商品レビュー

3.9

29件のお客様レビュー

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2026/03/23

桜庭一樹さんのファンで、小説はほぼ読んでいます。 個別の作品も、ファンダムの作品も大好きです。 最近の小説は、初期と傾向がちがうな?と思いながら読んでいたのですが、 この本を読んで、「書いて発信すること」にとても真摯に向き合われて、考え抜かれて、それが反映されているのだなと腑に...

桜庭一樹さんのファンで、小説はほぼ読んでいます。 個別の作品も、ファンダムの作品も大好きです。 最近の小説は、初期と傾向がちがうな?と思いながら読んでいたのですが、 この本を読んで、「書いて発信すること」にとても真摯に向き合われて、考え抜かれて、それが反映されているのだなと腑に落ちました(という表現が正しいか分かりませんが…)。 この世界で、こんなに真正面から真面目に取り組んでいる方の作品が読めるって幸せだなぁ、ありがたいなぁと思いました。 灯台の真っ直ぐな光みたいでした。

Posted by ブクログ

2026/01/09

ネットによる双方向性のコミュニケーション、ということを思った。 特に、  第3章 批評との共存の仕方 6〜10 で感じたことだけれど、自分の意見を(立ち位置に関わらず誰でもが!)発信することが容易になったことの影響力というか、そういうもの。 新書ならではの手触り、というか、 ...

ネットによる双方向性のコミュニケーション、ということを思った。 特に、  第3章 批評との共存の仕方 6〜10 で感じたことだけれど、自分の意見を(立ち位置に関わらず誰でもが!)発信することが容易になったことの影響力というか、そういうもの。 新書ならではの手触り、というか、 物語を生み出す人が、読む・読まれるにまつわる「今」を真摯に記した一冊、といった印象。

Posted by ブクログ

2026/01/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ここ最近、小説家の方が小説の書き方や手の内を明らかにする本がよく出ているが、「読まれ方」という視点にいったいどんなことが含まれてるんだろう、と思い手に取った。おそらく、発言する責任というようなことなんだろう、と予測はしていたけど。 本書は、 ➀小説が出版されたときに起こること。 ②一般的な読者の方にどう読んでもらうか。 ➂批評家や書評家の方と共存する方法。 ④ファンダムがある作品の原作者になること。 から桜庭さんの考えや経験から得たもの、また他者の意見や実際にあった出来事を例にあげながら話されている。 桜庭さんは文中で何度も人間だから間違ったり勘違いしたりすることは多々あるということを繰り返し、自分も誰かに対して気づかぬうちに傷つけていただろうことを語っている。 ところで、「桜庭一樹」と聞くと男性のように思ってしまうけど、桜庭さんは女性である(公開されている限り、ご本人は生物学的にも、自身の性自認も女性)。 文藝界の内情や過去の女性の作家が少なかった頃やご自身が若かった頃に「女性であるがゆえ」に受けた屈辱的な出来事にも触れられていた。 ただ、近ごろは風通しがずいぶん良くなったと。 昭和の、おじさんたちばかりで議論されていた時代は変わりつつあると願いたい。 が、表現の現場のジェンダーバランス調査が2022年に行なわれおり、 「その結果、文学の世界では純文学の公募新人賞の審査員の男女比率が男性六割、女性四割。男女比の大きなバランスは解消されていました。 でも同じ文壇でも、評論の公募新人賞は、審査員の約九五パーセントが男性、受賞者も約七六パーセントが男性。つまり批評の世界では男性の先生が審査して男性の新人を多く選んできたようです。 "評価をするのは男の仕事"なのでしょうか?」(P.118) とのこと。女性の文筆家にエッセイスト、コラムニストなんていう肩書きの方が多いのは、こういう背景もあったのかもしれないということにも触れられていて、今の時代にデビューする女性の作家と20~30年前にデビューされた女性の作家では、きっと置かれた立場が違っただろうなと感じた。 こういうことは女性だけでなく、男性にも知っておいてほしい。今は改善されつつあったとしても、性別だけでなく、外国籍、障害のある方、性的マイノリティなど、色んな立場の人が表現の現場に関わっていくことが、風通しの良い場所になって、また新しい表現の世界の勢いというものが生まれるかもしれないから(←私の願望です) ちょっと予想を超えた話題もあったので、読んで良かったな。 ちくまプリマー新書なので、学生の方も読みやすいと思う。 覚悟って、過去の間違いも認めて、そこから学んで、自らをアップデートしていくことを怠らない、ってことなんだなと私は受け止めた。

Posted by ブクログ