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同志少女よ、敵を撃て ハヤカワ文庫JA
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同志少女よ、敵を撃て ハヤカワ文庫JA

逢坂冬馬(著者)

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同志少女よ、敵を撃て ハヤカワ文庫JA

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2024/12/11
JAN 9784150315856

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同志少女よ、敵を撃て

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商品レビュー

4.4

715件のお客様レビュー

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2026/07/08

恐ろしいほどの傑作。なぜ戦うのか、何を撃っているのか。 読み終わってからもしばらく頭がぼーっとしてしまい、本を閉じたあとも現実に戻ってくるのに時間がかかりました。 独ソ戦という極限の戦場の中で、少女たちが「狙撃兵」として育てられ、過酷な現実に身を投じていく物語。 単なるミリタ...

恐ろしいほどの傑作。なぜ戦うのか、何を撃っているのか。 読み終わってからもしばらく頭がぼーっとしてしまい、本を閉じたあとも現実に戻ってくるのに時間がかかりました。 独ソ戦という極限の戦場の中で、少女たちが「狙撃兵」として育てられ、過酷な現実に身を投じていく物語。 単なるミリタリーアクションや、少女の成長譚という言葉では到底片付けられません。 敵を倒すごとに、彼女たちの内面から何が失われ、代わりに何が積み重なっていくのか。 その心理描写があまりに容赦なくて、先が気になって一気に読んでしまいました。 戦争という巨大な狂気の中で、「敵とは誰なのか」「自分が本当に守りたかったものは何なのか」を問い続けるセラフィマの姿に、胸が締め付けられます。 きれい事だけでは進まないストーリー展開だからこそ、ラストに辿り着いたときの余韻が凄まじいです。 寝食を忘れるほど物語に没頭したい人、そして、一度読んだら一生忘れられないような強烈な読書体験を求めている人に、ぜひ手にとってほしい一冊です。

Posted by ブクログ

2026/07/07

独ソ戦下、村と家族を奪われた少女セラフィマは、赤軍の女性狙撃兵として戦場へ向かう。 復讐を胸に銃を取った彼女が、過酷な戦場で「敵」とは何かを突きつけられていく物語。 ずっと読みたかった一冊。 読み始めると止まらず、一気に読んでしまった。 まず驚かされたのは、ソ連軍には実際に女...

独ソ戦下、村と家族を奪われた少女セラフィマは、赤軍の女性狙撃兵として戦場へ向かう。 復讐を胸に銃を取った彼女が、過酷な戦場で「敵」とは何かを突きつけられていく物語。 ずっと読みたかった一冊。 読み始めると止まらず、一気に読んでしまった。 まず驚かされたのは、ソ連軍には実際に女性兵士が存在し、女性狙撃兵として戦場に立った人たちがいたという事実だった。 史実とフィクションの間を行き来する本作は、当時の文献や手紙も相まって、ドキュメンタリーを観ているかのようなリアリティがある。 そのリアリティがあるからこそ、物語の中で何度も描かれる受け止めきれない現実が、こちらの心に重く残った。 狙撃描写の細かさも、緊迫感をさらに高めている。 スコープを覗き、自分と相手の命が一点でつながるような時間。 仕留めた瞬間の高揚と、その危うさ。 相手を遠い敵兵ではなく、そこにいる一人の人間として捉えてしまうからこそ、狙撃という行為の重さが際立っていた。 強烈に心に残ったのは、戦争によって人が変わってしまう恐ろしさだった。 憎しみや復讐心は、いつしか狂気へと姿を変えていく。 敵を撃つことが実績となり、その実績を上げることが、己の生きる理由になっていく。 戦争は人を壊す。 けれど、それ以上に恐ろしいのは、壊れないために自分自身を作り替えてしまうことなのかもしれない。 タイトルにある「敵」の意味が、読み進めるほど単純ではなくなっていく。 敵は決して相手国だけではない。 自国の中にも敵は存在し、己の中にも葛藤する敵がいる。 戦場に立たされた兵士に、勝者も敗者もない。 生き残ったとしても、残るのは苦しみなのだと思う。 重い。けれど、目を逸らせない。 史実の重みと物語の力が、人間の内側までえぐってくる一冊だった。

Posted by ブクログ

2026/07/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった。 一番印象に残ったのは、最後にあったオリガの願いであったウクライナの独立が果たされたこと。しかし、本書の単行本が発行されてから、程なくしてロシアのウクライナ侵攻が始まったことで、注目を集めて、重版が決まるという作者の苦悩があったこと。 物語としては、ハッピーエンドで終わってくれてホッとした。

Posted by ブクログ

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