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異常 ハヤカワepi文庫114
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2024/12/04 |
| JAN | 9784151201141 |
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異常
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商品レビュー
3.7
173件のお客様レビュー
SFエンタメかと思いきや、技巧を凝らした構成的で思弁的な小説。いかにもフランス。クノーとかペレックとかの仲間なんだな。身につまされる中年の危機が出てくるのもフランスっぽい。 前半は設定ふくめ前フリで、メインは第3部の対峙編。ええ、こんなにすぐ直接会わせるのか!と驚いた。井上陽水...
SFエンタメかと思いきや、技巧を凝らした構成的で思弁的な小説。いかにもフランス。クノーとかペレックとかの仲間なんだな。身につまされる中年の危機が出てくるのもフランスっぽい。 前半は設定ふくめ前フリで、メインは第3部の対峙編。ええ、こんなにすぐ直接会わせるのか!と驚いた。井上陽水の歌に『人生が二度あれば』ってのがあるが、それを真面目にパターン出しして、こんな形がありうるし、それならこれもありうるし、とやってみた感じ。でもそれぞれのストーリーに深みと渋みがあって、さすがに読ませる。 解説にもあったけれど、ダブルものの参照点として必読のものになるだろう。
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はじめは文学を読んでいるつもりでした. 静かで端正な文章が続き,人物が驚くほど丁寧に描かれていきます. けれど,物語は思いもよらない方向へ進みます. まるで短編SFにありそうなおとぎ話のような設定が現れます. それを奇抜なアイデアとしてではなく,文学としての風格をもって描き切っ...
はじめは文学を読んでいるつもりでした. 静かで端正な文章が続き,人物が驚くほど丁寧に描かれていきます. けれど,物語は思いもよらない方向へ進みます. まるで短編SFにありそうなおとぎ話のような設定が現れます. それを奇抜なアイデアとしてではなく,文学としての風格をもって描き切っているのが圧巻です. 不思議な設定に頼るのではなく,その中で生きる人たちの迷いや選択を丹念に積み重ねていきます. だからこそ,読み終えたあとに残るのは設定の面白さだけではありません. 人間そのものを描いた物語を読んだという満足感です. 本が好きな人にこそ,ぜひ読んでほしい一冊です. SFが好きだからではなく,文学が好きだからこそ,きっと心に残る作品だと思います.
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
やや根気がいったが、面白い。 ミステリかと思いきやSFで、宗教学で、そして哲学だった。 シン・ゴジラを思わせる作戦劇。途中ゴジラ好きのキャラクターも登場するなど、もしかしたら作者はシン・ゴジラ観たのかしらと思ったり。 ラストについては、やはりシミュレーション仮説が正しかったのかなと私は感じた。 パソコンを終了し、最後にはブンッ、、、と。 恐ろしい。
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