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人生の壁 新潮新書1066

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人生の壁
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商品レビュー
4
49件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
養老先生の壁シリーズ。 以下は気になった文の引用です。 「仕事の本質は、目の前の穴を埋めることです。穴が空いていたら、困る人がいるだろう。だから埋める。その延長線上に偉業があるかもしれないし、ないかもしれない。(略)まず存在しているのは「穴」のほうです。需要といってもいいでしょう。自分のやりたいことが先にあるのではなく、求められることが先にある。」 「準備できないこと、予期しないことが次々と目の前に現れて、それに対処せざるをえなくなる。人生はその繰り返しなのです。他人の物差しで評価される「スキル」は案外、役に立ちません。」 「「すでに世の中にあるものには、何らかの理由があって存在している」ということでは納得しない人がいる。自分たちが正しいと思う論理を優先させる。そういう人は自分よりも社会が先に存在している、ということが理解できていません。」 「契約書を整える、決めごとを言語化するといえば、何となくきちんと仕事をしている感じがするでしょうが、実際にはすごく無駄なことをしているのかもしれないのです。不信はコストを生みます。」 「日本の場合は、常にこのように空気が物事を決めていく傾向が強い。(略)日本の場合、物事を良い方向に進めるには、空気を読んだうえで、上手に利用するように頭を使うほうが現実的ではないでしょうか。理屈を並べて正面からぶつかるよりも、空気に流されないようにしながら、なおかつ良い方向に持っていく。」 「本当に「失われた三〇年」で片づけていいのか、と思う方もいるのではないでしょうか。良い面も十分にあったのではないか、むしろ日本が身の丈に合う大きさになる期間だったのかもしれない、と。」 「今はあべこべになっている気がします。つまり、個人は先を見よう、考えようとして、若い時から老後の心配をしている。数十年後のことを考えている。ところが、国のほうは近いうちに来る大地震にすら正面から向き合っていない。その時々のトピック、政局のことばかりが関心事になっています。」
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養老先生の言葉は、炎上しそうでしないのは、個人を攻撃することがないからだ、とご本人談。 全てが納得の言葉の宝箱。 やはり、働いてその合間に遊ぶから良いのだと、再度確認。 多様性とは、同一ではなく、相手は、自分とは違うモノであることを認めること。
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論理的排除や個の尊重は社会共同体の側面を弱体化させる。共同体がしっかりしていれば人間関係が信頼に基づいているので、結果安心や信頼を元に無駄なコストがかからないのでは。 理論武装であいまいさを許さないことは、確かに個別では一理あるが、政治や国民など、集団という目線で見たときに、ある程度の曖昧さは必要。 GDP停滞や、「失われた30年」が本当に大事なことか?数字やお金が基準になりがちだが、自分が幸せならいいのでは? 未来が見えて、未来のことを考えてしまうので息苦しさが生まれる。自分が心地よいときを理解して、今を生きれば良い。 「とらわれない」「偏らない」「こだわらない」がコツ。 養老孟司さんの本を初めて読んだが、何か強い想いや悟っているのというものではなく、いい意味で関心がない。だからこそ先入観や思い込みに縛られずに物事をフラットに見ることができるのではないか。 人生に力が入りすぎて生きづらくなったときに読みたい一冊でした。
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