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透析を止めた日
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透析を止めた日

堀川惠子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/11/14
JAN 9784065342794

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商品レビュー

4.7

110件のお客様レビュー

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2026/02/28

10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止める決断せざるを得なかった夫を看取った著者による医療ノンフィクション。第一部は夫との闘病生活を描いた記録。第二部はその後著者が取材した透析業界の現状、腹膜透析とその選択肢によるQOLの向上、より良い治療のために努力する医師や...

10年以上におよぶ血液透析、腎移植、再透析の末、透析を止める決断せざるを得なかった夫を看取った著者による医療ノンフィクション。第一部は夫との闘病生活を描いた記録。第二部はその後著者が取材した透析業界の現状、腹膜透析とその選択肢によるQOLの向上、より良い治療のために努力する医師や看護師、介護業界の人々などを描いた内容。 透析については全く知識はなかったが、年を取るにつれて自分にもその可能性はあり、血液透析の末期の苦痛や緩和ケアが保険適用されないこと、腹膜透析という可能性など参考になった。 前半の著者の夫との闘病生活については、大変さや苦痛などは十分伝わったが、一方で夫の体育会的な前時代的感覚やそれを是とする著者の感覚には違和感も感じた。 共にジャーナリストである著者夫妻が、本書の後半で取材した内容を闘病中に自身のために調査できなかったのはこうした性格が災いしたのかなとも思った。 本書自体は記録としても問題提起としても非常に良い本だと思うし、この本を契機に透析治療の問題点も改善に向かってほしいと思う。 【目次】 序章 《第一部》 第1章 長期透析患者の苦悩 第2章 腎臓移植という希望 第3章 移植腎の「実力」 第4章 透析の限界 第5章 透析を止めた日 《第二部》 第6章 巨大医療ビジネス市場の現在地 第7章 透析患者と緩和ケア 第8章 腹膜透析という選択肢 第9章 納得して看取る 献体――あとがき 解説 南学正臣(日本腎臓学会理事長)

Posted by ブクログ

2026/02/25

【2026年34冊目】 腎不全で透析治療を行う夫と結婚した妻から見た、日本の透析を含む医療事情を書いたノンフィクション。第一部は壮絶な透析治療生活から最期の日までを、第二部で日本の透析治療の今を描いている。回復のための治療ではなく、死なないための治療である透析治療の闇に切り込み、...

【2026年34冊目】 腎不全で透析治療を行う夫と結婚した妻から見た、日本の透析を含む医療事情を書いたノンフィクション。第一部は壮絶な透析治療生活から最期の日までを、第二部で日本の透析治療の今を描いている。回復のための治療ではなく、死なないための治療である透析治療の闇に切り込み、光を照らし出した一作。 ノンフィクションはほとんど読まないので9月(理解できないから)本作は知人に半ば押し付けられるように勧められて手に取りました。が、大変読みやすかったです、「透析治療って言葉だけは聞いたことある」みたいな知識レベルでも十分理解できる内容として書かれていました。 生きるための透析治療の過酷さ。なんのためにこの治療をしているのか?緩和ケアを望もうとしても「ガン」にしか適用されないおかしな現実。医者との意思疎通の難しさ、最期まで悩み続けた看取りなど、第一部で鮮明な記録があるからこそ、第二部の日本の実情がすっと入ってきました。 もう、本当絶望しかないのだろうかと思ってましたが、治療方法のバリエーションで、少し光明が差した気がしました。どれくらい生きたかではなく、どう生きたか。それも最期まで人生は続くので、どう最期を迎えられるのか、本人も周りにとっても、それがいかに大切なことか。 本来医療は人間を死から遠ざけるものだと思っているのですが、点数(医療)稼ぎになっている面もあるという矛盾。そんな中でも志高く前に進もうとする医療関係者というか、人間がいることになんだかほっとしました。 ただ医療関係者を批判するのではなく、なぜ望んだ終末医療がなされないのか、その体制の問題にも触れていたところも良かったと思います。 勉強になりました。

Posted by ブクログ

2026/02/24

終始、胸が苦しかった こんなにも、ごめんなさい、申し訳ないって思いながら読んだ本はないと思う 慢性期、終末期医療にかかわることが多い私には、刺さる言葉が多かった どれだけ辛かったことだろう どれだけ苦しかったことだろう 関わることがあまり無かったとはいえ、知らないことが多すぎ...

終始、胸が苦しかった こんなにも、ごめんなさい、申し訳ないって思いながら読んだ本はないと思う 慢性期、終末期医療にかかわることが多い私には、刺さる言葉が多かった どれだけ辛かったことだろう どれだけ苦しかったことだろう 関わることがあまり無かったとはいえ、知らないことが多すぎた 医療に携わるものとして、時に 知らなかった、では済まないこともある 自分から手を伸ばさなければ知り得ないことがある この本は、透析というものを 改めて学んだ一冊 自分から知りたいと手を伸ばして良かった

Posted by ブクログ