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香君(3) 遥かな道 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/11/06 |
JAN | 9784167922924 |
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香君(3)
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商品レビュー
4.1
22件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
またしても気になる終わり方。それにしても、上手くいくかと思えば新たな試練が襲ってくる。それも乗り越えられそう…と思ってたらまたしても、ときりがない。そりゃ、そんなに簡単にいくわけはないのだけれど。 前にも書いた気がするけど、この作品にでてくる人たちは、基本的に自分の「なすべきこと」のために動いているから、負担なく読める。あと、オリエとアイシャが仲いいのがいいなぁ。人物同士が無駄にギスギスしてる作品って読んでいて疲れるから。(必要性がある場合は別です。) あと、前作の『鹿の王』を読んでいた時にも思ったのだけれど、結構専門的な話が出てきても、小難しくなく書かれているので頭に入りやすい。単なる説明台詞とか、作者のうんちく披露とかだと頭に入らないから斜め読みしてしまうのですが、上橋さんの作品はそうならない。おかげでページを繰る手が止まらないです。 さて、いよいよ最終巻。4巻も一緒に買ったことだし、早く続きを読もう…!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後半から一気に不穏な状況で、虫の薄気味悪さも相まって息つく暇もない。アイシャが感じる救いの稲の正体不明の怖さは何なのか…。稲がなければ飢えるから栽培地の人たちがオアレ稲を焼き尽くすことに同意できないのは当然のことだと思うけど、より多くを救うためには犠牲も必要でもどかしい。虫害も一筋縄ではいかない展開。初代香君の絶対の下限の真意が気になる。
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アイシャが急に大人になって展開も早いし、読むスピードもアップ! 全部出てから読み始めて良かった。。 どうなるのか知りたいので間をおかずに最終巻へ!
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