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生殖記
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 小学館 |
| 発売年月日 | 2024/10/02 |
| JAN | 9784093867306 |

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商品レビュー
3.9
1446件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「正欲」をよりコミカルな筆致で描かれていると思ったが、オブラートに包んでいるだけで、深刻さは変わっていない。シリアスな内容をギャグタッチの漫画にするような。 個体として発生しただけで生まれた目的は果たされている。オッケー! 子孫を残せればラッキー! という視点というか、生き物はみんなそうだ、救いがあると思った。人間だけなんでこんなにめんどくさいんだろう。 気を使ったつもりが、傷つけたり神経を逆撫でしてしまうこと、いくらでもあるなと思う。 この小説を新聞で連載したことに大きく意味があると思った。1番伝えたい読者層に届く方法。 終わり方も、すごく急発進で前進するわけでは無いけれども、幸せだなぁと思える気持ちになれて本当に安心した。
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「正欲」と話の流れが似ていた。異性愛のマジョリティと同性愛のマイノリティ。この本でもマイノリティがマジョリティに存在を認めてもらうという構図への疑問が呈されている。 抜粋↓ 「理由もないのに強い気持ち」は、実は共同体や種の拡大、発展、成長に関係していることが多いです。 例え...
「正欲」と話の流れが似ていた。異性愛のマジョリティと同性愛のマイノリティ。この本でもマイノリティがマジョリティに存在を認めてもらうという構図への疑問が呈されている。 抜粋↓ 「理由もないのに強い気持ち」は、実は共同体や種の拡大、発展、成長に関係していることが多いです。 例えば子供をうみたい、とか。ほんと、あれなんでそう思うんだろう? スルーしていた小さな違和感みたいなものを、丁寧に拾って言語化しているところがやっぱり朝井さんってすごいなと思いながら読んだ。 読後もふと考える、自分って何のために生きてるんだっけ? 拡大、発展、成長に寄与していないとソワソワしてしまう。別に成長なんてしなくてもいいじゃない、って心の底では思うのに、自分に発破をかけ、他人をも励ましてしまう。 しかし、たまにこの共同体の発展のレールから外れて、マイペースに生きようとしていると、気力が失われて老け込み、このまま衰退の一途を辿るしかないような気持ちになる。だからやはり、拡大、発展、成長に役立つよう、走り続けた方が生きやすいのだ、と思った。 ※追記 概念的な話が多くて読み進めるスピードが遅かったので、はじめの評価は⭐︎3にしていたが、その後もずっと心に残り続けているため⭐︎4に変更
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再読。1度目は奇抜な設定に呑まれていたのかそこまでハマらなかった記憶なのだが、再読しこの本の恐ろしさに気づき、魅了された。 グサグサ!ザクザク!斬られる。 インザメガチャーチと重なる部分もあり、その点においても再読を楽しめた。 メタofメタで研究したこの世界の解説書ってかんじ...
再読。1度目は奇抜な設定に呑まれていたのかそこまでハマらなかった記憶なのだが、再読しこの本の恐ろしさに気づき、魅了された。 グサグサ!ザクザク!斬られる。 インザメガチャーチと重なる部分もあり、その点においても再読を楽しめた。 メタofメタで研究したこの世界の解説書ってかんじ。宇宙人とかに、この世の生活を伝えるならこんな感じになるんだろうなーと思った。 自分のライフステージや置かれる環境によって、受け取り方が変わっていきそう。 会社で、今期の目標は?とか聞かれるたびにうるせえなって思ってたし、目標とか成長とか変化を求められることに最近うんざりしてきてる。 現状維持で、今のレベル以上の仕事は渡さないでほしいし、その代わり給料も上げなくていいからと言いたい。 でも、そういう考えってこの世界では通じないというか、存在しないんだろうな。 そういう、世界と自分のギャップに苦しくなることってめっちゃあったんだと思う。仕事以外でも。 生きづらさの全てってここにあったんだな〜。 それを全部言語化してくれていて救われる。 そうだよね、そういうことだよね、となぜか安心する。 リョウが、『この本の上でしかくつろげない人がいる』と言ってたのを思い出した。まさに、そんな気持ちになる。この本を読んでいる間だけは、『人間ごっこ』から抜け出せる。 リョウありがと〜!
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