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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2024/10/02 |
JAN | 9784093867306 |
- 書籍
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生殖記
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生殖記
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商品レビュー
4
393件のお客様レビュー
すっごくおもしろかった! どんな話か知らずに買ったけどこっち系の話かー!と思いました。 主人公の内なる声を代弁してくれる方がテンション高く明るくお話ししてくれるので、大変なシーンも重くなく感じられました。 以前朝井リョウさんがラジオに出演なさっていたのを初めて聞いたのですが、まさ...
すっごくおもしろかった! どんな話か知らずに買ったけどこっち系の話かー!と思いました。 主人公の内なる声を代弁してくれる方がテンション高く明るくお話ししてくれるので、大変なシーンも重くなく感じられました。 以前朝井リョウさんがラジオに出演なさっていたのを初めて聞いたのですが、まさに私が思い描いていた語り口調でびっくりしました笑
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めちゃくちゃ面白いし、新たなる視点を与えてくれた。 生物学を通じた社会学のような物語。 語り手は○○。(ここは秘密…?笑) 「異性愛個体や同性愛個体」と「共同体」との距離感、それによる人生の幸福感の違い等が記されていた。 自分が今まで生きて生かされ成長してきた社会って確かに抽...
めちゃくちゃ面白いし、新たなる視点を与えてくれた。 生物学を通じた社会学のような物語。 語り手は○○。(ここは秘密…?笑) 「異性愛個体や同性愛個体」と「共同体」との距離感、それによる人生の幸福感の違い等が記されていた。 自分が今まで生きて生かされ成長してきた社会って確かに抽象的に捉えると”拡大、成長、発展”のためだけにすべての物事が決まってきたんだな、と。 それには過去・未来に対する矛盾は関係なく、”拡大、成長、発展”できれば何でもOK。 確かにそんな気がする。 自分が勤めている会社だって、なんでこんな無駄なことするんだろうって思ったら、”静止”することはできない、いや、許されないから。 大いに納得。 「生殖器と社会が何の関係性があるんだ…?」という感じかもしれませんが、その疑問こそがこの本の最大の魅力だと思います! ぜひ読んでみていただきたいです!
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- ネタバレ
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読みやすくて、面白くて、勉強になった。 ヒトって本当…自然界から見たら、変で、無駄に暴走してて…。 なんせ、共同体の拡大、発展、成長から止まれず、走り続けて、その結果、自然を崩壊、縮小させてるのだから。 恐らく私は、典型的な共同体感覚が強いほど幸福度が強くなるタイプなんだろうけど、気をつけないと疲れちゃうから、敢えて、なるべく手を抜くように意識してたりして…。 疲れちゃうのは、ゴールもなく、スピードを上げ続けなきゃいけない仕組みになってるからなのか…と妙に納得したり。 尚成のように、共同体感覚と幸福度の関係性を完全に断ち切る生き方もある、生き方をしている人がいる(かもしれない)と知れたことも大きい気がする。 共同体の拡大、発展、成長に貢献することを強いちゃいけないな。と。 明日から人間社会の見方が、少し変わる、そんな本でした。 みんな踏み込んだら尚成になんて言ってたんだろ…。
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