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タラント 中公文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/08/20 |
JAN | 9784122075450 |
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商品レビュー
3.8
16件のお客様レビュー
まず。 やっと読めた、読み終わったという印象。 そして、どっと疲れた。 主人公山辺みのりの視点を通してずっと読み続けてきた。私自身みのりと同年代ということもあり、就職氷河期だったり、アメリカ同時多発テロだったり、東日本大地震だったり、コロナ禍だったり、大きな流れの中で何かできる...
まず。 やっと読めた、読み終わったという印象。 そして、どっと疲れた。 主人公山辺みのりの視点を通してずっと読み続けてきた。私自身みのりと同年代ということもあり、就職氷河期だったり、アメリカ同時多発テロだったり、東日本大地震だったり、コロナ禍だったり、大きな流れの中で何かできることをその時々で成し得たいと、もっというと、役割を果たしたいというみのりの気持ちや、挫折、戸惑いや迷い、諦めなどその全てが突き刺さる感じで、正直読み進めるのが難しかった。 物語の終盤、みのりはいろいろな人との出会いの中で、それでも自分を突き動かす何かによって、また何かをやり始めようと思う。そう、やらなければ、何もわからないし、何も始まらない。誰の人生でもなくて、己の人生の延長線上にしか、己はいないのだと、ようやく等身大の自分を分かるようになる。 角田さんの作品を読むと、私自身どうしようもなく平凡で何者でもない自分であることを真正面から叩きつけられるけれど、それでも前向きな気持ちにさせてくれるのは、それぞれの人物にはそれぞれの人生があるっていうことをちゃんと伝えてくれているからだろう。それをタラント、という言葉で言うのなら。
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先週の沖縄の旅のお供。 胸にチクっと刺さる本。 最初に時代を行ったり来たり、途中戦中日記が挟まれ、最後伏線回収で納得。 タラント=使命とは何か? ワーママで考えることを放棄して、とりあえず生活することに必死だったが、還暦近くなり、主人公の気持ちがわかる気がする。 人にはそれぞれ、...
先週の沖縄の旅のお供。 胸にチクっと刺さる本。 最初に時代を行ったり来たり、途中戦中日記が挟まれ、最後伏線回収で納得。 タラント=使命とは何か? ワーママで考えることを放棄して、とりあえず生活することに必死だったが、還暦近くなり、主人公の気持ちがわかる気がする。 人にはそれぞれ、役割と能力がギフトとして与えられてる。それが、使命なのだろう。
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ニコチャンマーク(無表情) 第一章~第八章 ニコチャンマーク(笑顔) あれ? 投稿したと思った感想がどっかへ行っちゃった なんで?? (/ω\)イヤン 面白かったからもう一度読む? 集中して読んだ後の気持が…… 忘れたころに 読めたらいいな
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