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深淵のテレパス
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深淵のテレパス

上條一輝(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2024/08/16
JAN 9784488029081

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商品レビュー

3.9

271件のお客様レビュー

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2025/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

お話はわかるがドラマがない。 ドラマというのは対立・葛藤・変化である。 やばい実験やってる場所で人が死んで、オカ研が心霊スポットめぐりで呪われて、色んな人が呪われる。これを逆算していくのが本作だが、決定的なのは動機の薄さ。 ダメなヒーローものの典型になっている。主人公たちが事件を解決する理由が全く無いので、途中で「飽ーきた」って投げ出しても全然問題ない。終始「なんでこいつら事件を解いてるんだ?」っていう疑問がつきまとう。ヒーローものをやるのであれば「動機」の部分を徹底的に練り上げないといくらお話の部分が面白くても、薄っぺらな作品になってしまう。 冒頭で人が死なないのもドラマの薄さに繋がっている。これはミステリーにしろホラーにしろサスペンスにしろ基本だ。誰かが死なないとドラマが始まらない。本作はもういってしまえば「怖いから」という理由だけで事件を解決しようとしているのだ。でもそれでは人は動かない。緊張感もない。 そもそも主人公が誰なのかわからない。高山?晴子?「僕」? そんな曖昧な状況で最後に「お前にはアイディア力があるんだよ!」みたいなこと言われても全く燃え上がらない。本作をストレートに解釈するのであれば高山は冒頭で殺しておくべきだったし「僕」のキャラクターをしっかり練っておくべきだった。 結局本作は何をしたかった作品なのだろう。心霊現象をオカルト的な方面と科学的な方面から検証するとは言っているが、オカルト的側面の方が圧倒的に多い。科学的な方はせいぜい「なんちゃら教授の調べでは〜」ぐらいしか無い。なんか検証したか?このお話の新しさはどこなんだ? ただ良い部分もある。ストーカーの話は面白い。ストーカーなのかどうか微妙なラインの気持ち悪さをきちんと描けている。本作の被害者(?)である高山さんが実はパワハラ上司だったという部分も良い。読んでる側としても確かに騙された。「僕」が結局美人だから助けたかったんだなと気づくところもいい。晴子の「許されてきた人間」という人物評も面白い。その判断を下す高山の人間性が透けて見える部分も良い。現状この作者はホラーとかミステリーを描くより、人物描写の方が光るものを持っているのでは?という印象を受ける。惜しむらくはこの良い部分が本編にまっっったく生かされていないということ。 新しいホラーをやりたいなら、なぜ預言者は遠回しに予言するのか。なぜ幽霊はファイナルデッド方式で人を殺そうとするのか。その辺りの「お約束」に突っ込んで欲しかった。

Posted by ブクログ

2025/12/20

とても面白かったです。 カレンさんに、正体のわからない「何か」が徐々に近づいてくる描写は、終始ハラハラさせられました。安全圏だと思っていたはずの光の当たる場所ですら、電気がひとりでに消えてしまう。その展開には強い絶望感があり、有効な対処法もなかなか見つからないまま、ただ恐怖に怯...

とても面白かったです。 カレンさんに、正体のわからない「何か」が徐々に近づいてくる描写は、終始ハラハラさせられました。安全圏だと思っていたはずの光の当たる場所ですら、電気がひとりでに消えてしまう。その展開には強い絶望感があり、有効な対処法もなかなか見つからないまま、ただ恐怖に怯えるしかないカレンさんの姿がとても気の毒で、読んでいて胸が締めつけられました。 また、晴子さんのキャラクターが非常に魅力的で、ぜひ自分の上司になってほしいと思わせる存在である一方、暗い過去を抱えていそうな描写もあり、その背景が強く印象に残ります。続編があるなら、ぜひ読んでみたいです。 作中では、オカルトと科学のどちらかに寄り切るのではなく、その中間に立ち、あくまで合理的な解釈を求めようとする登場人物たちの姿勢が印象的でした。明かされない謎や、少し納得しきれない部分も残りますが、このスタンスがあるからこそ、「分からなさ」そのものに不思議な納得感が生まれていたように感じます。 終盤の地下からの脱出劇は、やや急に物語の毛色が変わったように感じ、少しだけ残念にも思いました。ただ、台風という前情報が回収され、謎が永遠に闇の中に葬られてしまうような終わり方は好みで、結果的には満足しています。 作中に登場する超能力の実験結果は、実際に行われた研究を脚色したもののようで、どの程度の脚色なのかは分かりませんが、妙な説得力があり、そのリアルさが物語への没入感を高めていたと思います。 表紙の印象から「のっぺらぼうの話か」と思っていましたが、全然関係なかったです笑

Posted by ブクログ

2025/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 怪奇現象を追っかけていくうちに、日本が戦時中に地下で極秘で研究・実験していたことがわかり、内容が「呪詛による敵国要人の殺害」「テレパシー能力を用いた伝令の効率化」「透視能力を使った敵国の機密情報の入手」といった怖いことをしていたんだと思い、この小説を読んで、怪奇現象を突き詰めていくと、戦時中の日本のことが明らかになって怖かったです。  話は三部に分けて書いてあって、すべてつながっています。  怖かったですけれど、面白く読ませていただきました。

Posted by ブクログ