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深淵のテレパス の商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2024/10/05

色んな要素があって、終わってみるとホラーなのか?という何となく中途半端な感じがしてしまって。ゾクっとしたかったなあ。

Posted byブクログ

2024/10/05

大学のオカルト研究会のイベントで怪談を聞いた日から怪奇現象に苦しむことになった高山カレン。「あしや超常現象調査」に解明を依頼する。ホラー自体はあまり怖さがなかったけれど、エンタメ性と主要4人の登場人物が良かった。なにより読みやすくて一気に読めた。面白かった。

Posted byブクログ

2024/10/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリ的オチがつく可能性(後出しでかなり苦しいけれど)を残しつつのホラー。 書かれていないけれど、誘った部下が怖い。 調査にあたる民間人が責任感ありすぎるのと、協力者がチートなのとで、ご都合主義は否めない。 教訓 ・何か書くときは自分の筆記具で。    ・アンケートには名前を書かない。

Posted byブクログ

2024/10/01

ホラーなのに終わり方爽やかなの、何なん。 キャラクターが良かった。 「ぼぎわん」の姉妹のシリーズとクロスオーバーとかして、犬井さんがしんどそうな顔をするのが見たい。

Posted byブクログ

2024/09/27

怪談話から始まるホラーミステリー。 序盤のホラーパートはじわじわ日時に怪異が忍びよる。それが本当にじわじわ逃げ道を無くすやり方で、恐怖が倍増する。 ミステリーパートは怪異の元は明かされるが、厳密には細かい状況には説明がつかず理不尽な感じで、それが逆にリアルで怖い。 怪異の元を探る...

怪談話から始まるホラーミステリー。 序盤のホラーパートはじわじわ日時に怪異が忍びよる。それが本当にじわじわ逃げ道を無くすやり方で、恐怖が倍増する。 ミステリーパートは怪異の元は明かされるが、厳密には細かい状況には説明がつかず理不尽な感じで、それが逆にリアルで怖い。 怪異の元を探るうちに、呪われたカレンや「あしや超常現象調査」の晴子の闇も垣間見える。特に晴子の過去や、なぜ「あしや超常現象調査」をやっているのかわからず、続編も期待していいのかな?と思ってしまう。 裏表紙の「The Bright Room」も読み終えて、『なるほど』。 私の裏タイトルは「草太の成長記」。 ホラーの裏に、青年の悩みと克服があって、『草太がんばれ!』とも思ってしまった。

Posted byブクログ

2024/09/18

冒頭から終りまで全体を通して非常に満足度が高いホラー小説で、素敵な作品に出会えて良かったです。 登場人物達にも魅力が溢れており、是非これは次回作も読みたいです。

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2024/09/14

本作を読んでいると、ホラーとミステリーって紙一重の世界というか、ご近所さんなジャンルなのかなと思うくらい、ミステリー要素濃いめで面白かったです。 本作は、大学のオカルト研究会の怪談イベントにある女性が参加することから始まります。そのイベントで不思議な怪談を聞いてしまった女性の身...

本作を読んでいると、ホラーとミステリーって紙一重の世界というか、ご近所さんなジャンルなのかなと思うくらい、ミステリー要素濃いめで面白かったです。 本作は、大学のオカルト研究会の怪談イベントにある女性が参加することから始まります。そのイベントで不思議な怪談を聞いてしまった女性の身の回りで不審な現象が起こるようになります。そしてその状況に耐えかねた女性は、怪談検証系YouTuberに相談することに。 まず、ストーリーがすごく明瞭で徐々に謎が解き明かされてく感じがとても読みやすいです。そして、YouTuberが男女のバディであり、なおかつ、2人を取り巻く仲間たちという構図が、典型的なミステリーのそれであり、物語に深くのめり込む要因の1つになるのではないかと感じました。 このバディものはシリーズ化される予感があるので、他にどんなホラーと対峙するか、今後が楽しみですね。

Posted byブクログ

2024/09/12

創元ホラー長編賞受賞作ということで、発売前から期待してましたが、期待通り面白い作品でした。斬新な設定という事もないけど、エンタメ要素高めでミステリー感覚で読めるので、普段ホラー読まない人向け、ホラー初心者向け、のような作品です。この作品からホラーの深みにハマって欲しい。

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2024/09/10

特徴的なキャラクターにひんやりするオカルト描写、テンポのいい展開。因習村や民俗学をからめたものに比べると「こわ……」という感じは薄いけれど、「おもしろかったな!」と思えるホラー小説でした。 なにより重要なキーワードが再び出てきたり、人物にたどり着くテンポがちょうどよかった。複雑な...

特徴的なキャラクターにひんやりするオカルト描写、テンポのいい展開。因習村や民俗学をからめたものに比べると「こわ……」という感じは薄いけれど、「おもしろかったな!」と思えるホラー小説でした。 なにより重要なキーワードが再び出てきたり、人物にたどり着くテンポがちょうどよかった。複雑な事件になりすぎると初出のワードを忘れてしまって「……なんだっけ、それ?」となってしまうのですが、こちらに関しては「あった、あった!」とすぐ思い出せるくらいの距離感で再び表出してくれるので、謎が紐解かれていく展開に前のめりで没頭できました。 映像化しやすいかも、という無粋な感想もあり。笑

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2024/09/05

創元ホラー長編賞受賞作ということで勝手に暗い禍々しい物語を想像していたのですが…全く違う!面白かった!ホラーの怖さだけでなく、ミステリやサスペンスの面白さまであるエンタメ小説でした!怖くて、面白くて、先が気になる…しかも読みやすいときたらそれは一気読みしてしまいますよ。 また超常...

創元ホラー長編賞受賞作ということで勝手に暗い禍々しい物語を想像していたのですが…全く違う!面白かった!ホラーの怖さだけでなく、ミステリやサスペンスの面白さまであるエンタメ小説でした!怖くて、面白くて、先が気になる…しかも読みやすいときたらそれは一気読みしてしまいますよ。 また超常現象に対する認識や考え方、対策、謎を解いていく過程なども新鮮でした。『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』や『この動画は再生できません』などがお好きな方はハマること間違いなしです。

Posted byブクログ