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北朝鮮に出勤します 開城工業団地で働いた一年間
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新泉社 |
| 発売年月日 | 2024/08/06 |
| JAN | 9784787724007 |
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北朝鮮に出勤します
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商品レビュー
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著者のキムミンジュは、パキスタンでのボランティア経験から管理栄養士、特に北朝鮮の子供達を救おうと考えた。 また南北統一に役立ちたいことから、北と南で協力して立ち上げた開城工業団地の栄養士として働く。北朝鮮で働く人々はちょっと暮らしの良い普通の人。しかし、生活や食糧は苦しい。 食材...
著者のキムミンジュは、パキスタンでのボランティア経験から管理栄養士、特に北朝鮮の子供達を救おうと考えた。 また南北統一に役立ちたいことから、北と南で協力して立ち上げた開城工業団地の栄養士として働く。北朝鮮で働く人々はちょっと暮らしの良い普通の人。しかし、生活や食糧は苦しい。 食材や残飯を持ち帰り、家で子どもに与えているよう。著者がプレゼントする食材や化粧品をもらうと喜ぶものの体制にちょっとでもひっかかる事を言うと許さない。あるトラックドライバーからの南からの差し入れには、感謝も述べない。しかしこそっともらう。嬉しいのだ。 南よりも北の方が良いと言う、南のものがいいとわかっているのに。北が起こした木箱の地雷で南の兵が足を失うという怪我をした事件も、南の捏造と本気で話す。教育ってえらいものだな。心をコントロールしている。
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開城工場団地での北側と南側の人との交流がわかりやすく書かれている。 著者の明るく前向きな文章の節々から滲み出る北側の監視社会や厳密な階級制度などのディストピア感がすごい。 「これは平等だ、不平等だと判断するだけの情報を手に入れる自由がないこと」 北朝鮮の人々の多くが貧困や食糧難...
開城工場団地での北側と南側の人との交流がわかりやすく書かれている。 著者の明るく前向きな文章の節々から滲み出る北側の監視社会や厳密な階級制度などのディストピア感がすごい。 「これは平等だ、不平等だと判断するだけの情報を手に入れる自由がないこと」 北朝鮮の人々の多くが貧困や食糧難に喘いでいるが、真に問題なのはそれがおかしいと気づけるほどの外の情報がないことなのだと、そして知らないことで自分たちが決して幸せでないとは思えないこと。 南北が統一するのは予想以上に大変なことなのだと感じた。
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パキスタンでの大地震時に二週間現地ボランティアに参加し飢餓で苦しむ子供達と接した著者。この体験が北朝鮮の飢饉の現実と重なり南北統一のために何かしたいという強い気持ちを抱くきっかけになったと書いている。 北朝鮮の一般人の生活はヤバそう、、というイメージは日本人なら誰でもあると思う...
パキスタンでの大地震時に二週間現地ボランティアに参加し飢餓で苦しむ子供達と接した著者。この体験が北朝鮮の飢饉の現実と重なり南北統一のために何かしたいという強い気持ちを抱くきっかけになったと書いている。 北朝鮮の一般人の生活はヤバそう、、というイメージは日本人なら誰でもあると思う。ここに書かれている北の人はそのイメージ通りで驚くことはない。だが、ここに出てくる人は北朝鮮でも、比較的恵まれた人達だということだ。としたら日本人の想像以上に北の生活は厳しいということだろう。 著者は学生を卒業して直ぐに国境近くの北側にある南側が経営する職場に勤務する。私たちにとっての「普通」のことが罷り通らない職場だ。若いのに色々と理不尽な事ばかりなのだが、全て丸ごと呑み込んで北の人に接する姿はなかなか出来ることではない。人として成熟していてひたすらに北の人の幸せを祈っている。 結局北と南は今もなにも変わらずむしろ断絶に近い形のまま。中で生活している個々の人は自分達と何も変わらないのに教育も経済も情報も衛生的にも何も享受されない世界に身を置かなくてはいけない人達が世界にはいるのだ。
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