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DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2024/08/26 |
JAN | 9784087901788 |
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DD(どっちもどっち)論 「解決できない問題」には理由がある
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
今回も面白かった。ジャニーズ問題や、マイナカード問題… 日頃のニュースに「あれっ?」って思う人には読み応えのある1冊です!!
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いつもの橘玲節で子気味良いが、本全体としてはまとまりを欠く印象。 序盤で、ウクライナ戦争と第二次大戦のナチスドイツと、太平洋戦争での原爆投下を並べて、善悪二元論では解決できない「どっちもどっち」であることを明らかにする。これは、結構刺激的。 個人的には「日本は唯一の被爆国だから...
いつもの橘玲節で子気味良いが、本全体としてはまとまりを欠く印象。 序盤で、ウクライナ戦争と第二次大戦のナチスドイツと、太平洋戦争での原爆投下を並べて、善悪二元論では解決できない「どっちもどっち」であることを明らかにする。これは、結構刺激的。 個人的には「日本は唯一の被爆国だから、核廃絶運動の先頭に立つべき」論について、「気持ちはわかるけど、何故そうなるのか理屈が分からない」と、昔から感じていた。著者はそこに「人類は誰もが被害者ポジションを取りたがる」という補助線を引く。これは、なかなか秀逸な視点で、侵略戦争の側面を薄め、被害側面を強調することで、集団維持に貢献している。そしてポリコレが進んだ現代では、この傾向は加速している。 中盤以降は、現代日本の様々な政治・社会問題について、同じようにどっちもどっち論で切っていく。だけど、節ごとのつながりが薄く、個別のネット記事を寄せ集めたような印象。節が移るたびに、唐突に話題が変わり、大きなテーマを追えていない印象。編集がもう少し全体の構成を作って欲しいところ。
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