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バリ山行
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バリ山行

松永K三蔵(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/07/29
JAN 9784065369609

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商品レビュー

3.8

174件のお客様レビュー

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2024/11/25

確実にこの小説を筋立たせているのは、妻鹿。妻鹿のように謎があって1人を好む人って、異常なほど魅力的に見えるし追いたくなるし、何かを持っているように思えるけど、意外に何も考えていないのかもしれない。いい意味で目の前のことだけを見ているのかも。静かだからと言って何かを心のうちに抱えて...

確実にこの小説を筋立たせているのは、妻鹿。妻鹿のように謎があって1人を好む人って、異常なほど魅力的に見えるし追いたくなるし、何かを持っているように思えるけど、意外に何も考えていないのかもしれない。いい意味で目の前のことだけを見ているのかも。静かだからと言って何かを心のうちに抱えていると思うことすら傲慢なのかもしれない

Posted by ブクログ

2024/11/22

「藪漕ぎ」中のMEGADETHさんの変態っぷりが最高 後半に主人公ハタゴニアの単独行中に陥いる恍惚感 の描写がいい。 これまで数多くの山岳小説をむさぼり読んできたが 芥川賞を受賞した山岳モノは初めてだそう。 まるで日曜劇場で描かれそうな会社内の人事的内情が始めは退屈だったが...

「藪漕ぎ」中のMEGADETHさんの変態っぷりが最高 後半に主人公ハタゴニアの単独行中に陥いる恍惚感 の描写がいい。 これまで数多くの山岳小説をむさぼり読んできたが 芥川賞を受賞した山岳モノは初めてだそう。 まるで日曜劇場で描かれそうな会社内の人事的内情が始めは退屈だったが、これもなくてはならない 材料の一つになっている。 やはり これまで読んだ山岳小説とはだいぶ 毛色が異なり、面白かった。

Posted by ブクログ

2024/11/19

図書館で予約しており待っていたが、なかなか回ってこず堪らず買っちゃった(図書館あるある) 妻鹿さんも主人公のように現実に悩んでバリを始めたのかもしれない。だけど今は純粋にバリの楽しみを教えたかった。 主人公はバリを名目に、現実逃避したかった。 目的が違えば体験も感想も異なるわけ...

図書館で予約しており待っていたが、なかなか回ってこず堪らず買っちゃった(図書館あるある) 妻鹿さんも主人公のように現実に悩んでバリを始めたのかもしれない。だけど今は純粋にバリの楽しみを教えたかった。 主人公はバリを名目に、現実逃避したかった。 目的が違えば体験も感想も異なるわけで、分かりあうことが出来ないのであれば、やはりバリは1人でなくちゃいけないんだと思う。 山行する描写が細かくて、一緒に登っている気分になれた。命を脅かす事を自ら味わいにいくって出来ないよね。 映像化されそうな気がしたけど、これを見てバリ山行する人が増えるのは怖いな!という(笑)それくらい影響力が高い、帯通りの作品だった。

Posted by ブクログ