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海を破る者
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2024/05/24 |
JAN | 9784163918457 |
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海を破る者
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商品レビュー
3.8
15件のお客様レビュー
今や歴史小説の新世代代表と言っても過言ではない今村翔吾さんの新作。「神風が吹き、奇跡的に日本が助かる」程度しか社会で学んでいなかったが、実際のところは、あまりに巨大すぎる侵略者に対して、右往左往する当時の日本の状況を知ることができた。もちろん、主人公の河野通有が抱える「人と人が争...
今や歴史小説の新世代代表と言っても過言ではない今村翔吾さんの新作。「神風が吹き、奇跡的に日本が助かる」程度しか社会で学んでいなかったが、実際のところは、あまりに巨大すぎる侵略者に対して、右往左往する当時の日本の状況を知ることができた。もちろん、主人公の河野通有が抱える「人と人が争うこと」に対する苦悩、魅力的な登場人物との関わりで、「家を守る」から「人を守る」という思想を持つまでに成長していく様は、今村翔吾が得意とするところで、今作もとにかく熱い。 これは考えすぎかもしれないが、本作をとおして、現代におけるロシアの戦う意味が、ほんの少しわかった気がする。 (初出が別冊文藝春秋の2020年3月号〜のため、意図していないはずではあるが)
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なかなか壮大な物語だった。 学校で習った「元寇」とは、全然違った角度から戦いというものを見せてもらった。 異国の敵にも家族や愛する人がいる。当たり前の事で、それはわかっているけど戦いはなくならない。今も昔も同じだな… 伊予の河野家についてはあまり知らなかったけど、この本で興味が...
なかなか壮大な物語だった。 学校で習った「元寇」とは、全然違った角度から戦いというものを見せてもらった。 異国の敵にも家族や愛する人がいる。当たり前の事で、それはわかっているけど戦いはなくならない。今も昔も同じだな… 伊予の河野家についてはあまり知らなかったけど、この本で興味が湧いてきた。一遍も河野家の出だったなんて。 大人になってから知る「歴史」は、面白い。
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承久の乱で反鎌倉幕府につき没落していた河野家の六郎通有が、二度目の元寇に対してとった行動には驚きと共に深い人間性を感じさせ、大変後味の良い歴史小説となっていた。 親類でありながら疑心暗鬼の中、同じ一族内で勢力争いをしていた河野家。 六郎が抱いていた海の向こうの世界から来たハンとレ...
承久の乱で反鎌倉幕府につき没落していた河野家の六郎通有が、二度目の元寇に対してとった行動には驚きと共に深い人間性を感じさせ、大変後味の良い歴史小説となっていた。 親類でありながら疑心暗鬼の中、同じ一族内で勢力争いをしていた河野家。 六郎が抱いていた海の向こうの世界から来たハンとレイナ。 疑いの中で生きてきた六郎に人種や性別の垣根を越え、世界には様々な人間が居る事を知らしめてくれた2人の存在が、河野六郎通有の行動の原点となり魅力となっている。 今村翔吾ならではの魅力的な歴史小説になっていた。
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