1,800円以上の注文で送料無料

カフネ
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1221-04-01

カフネ

阿部暁子(著者)

追加する に追加する

カフネ

定価 ¥1,870

1,650 定価より220円(11%)おトク

獲得ポイント15P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/05/22
JAN 9784065350263

カフネ

¥1,650

商品レビュー

4.4

549件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/04/17

本屋大賞を取ったので読んでみたのですが、まさに”鉄板”なストーリー。結局、春彦が亡くなった理由はわからずじまいだったのですが、そこを描いてしまうと成り立たなくなってしまいそうなのでやむなし。彼の存在と生き方と去り方がこの話の基底にあってその上に二人の女性主人公の人生が重ねられてい...

本屋大賞を取ったので読んでみたのですが、まさに”鉄板”なストーリー。結局、春彦が亡くなった理由はわからずじまいだったのですが、そこを描いてしまうと成り立たなくなってしまいそうなのでやむなし。彼の存在と生き方と去り方がこの話の基底にあってその上に二人の女性主人公の人生が重ねられている構成でもあり。。 小説現代に書き下ろしで発表されてたらしいので、この最終稿とどう違うのか読んでみたくなりました。

Posted by ブクログ

2025/04/17

本屋大賞受賞作品とのことで読み始めた作品でしたが、とてつもなくおもしろくページをめくる手がとまりませんでした。 登場してくる人物が実際に会ったことがあるくらいイメージしやすく描かれているのに、1人1人のキャラが立っている。 人物の背景や説明の導入がスムーズでとても読みやすい印象...

本屋大賞受賞作品とのことで読み始めた作品でしたが、とてつもなくおもしろくページをめくる手がとまりませんでした。 登場してくる人物が実際に会ったことがあるくらいイメージしやすく描かれているのに、1人1人のキャラが立っている。 人物の背景や説明の導入がスムーズでとても読みやすい印象でした。 薫子とせつなの関係性が変わっていく終盤は美しくとても感動的で胸が熱くなりました。 誰かにカフネしたくなるそんな小説でした。

Posted by ブクログ

2025/04/17

薫子という40歳くらいのバツイチ、国家公務員の女性の再生が描かれる物語。薫子を助け出す力強い女性に見えたせつなも、父親が自死してしまった遺児で、白血病の一種を患いながら生きているというのが印象的だった。弟の春彦の突然の死は、自死ではなく、彼は職場をやめて、人道的な団体で活動しよう...

薫子という40歳くらいのバツイチ、国家公務員の女性の再生が描かれる物語。薫子を助け出す力強い女性に見えたせつなも、父親が自死してしまった遺児で、白血病の一種を患いながら生きているというのが印象的だった。弟の春彦の突然の死は、自死ではなく、彼は職場をやめて、人道的な団体で活動しようとしていたという状況であった事には、一安心したな。そして、物語のポイントとなるのは、折に触れて作られる温かい料理。「おにぎりを作れると、人生の戦闘力が上がる」というのは、名言だな。最後、せつなは、薫子と生きる事を選ぶのかな。

Posted by ブクログ