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女の子たち風船爆弾をつくる
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女の子たち風船爆弾をつくる

小林エリカ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2024/05/15
JAN 9784163918358

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商品レビュー

4.2

42件のお客様レビュー

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2026/04/21

胸が痛くなりました。戦争というものを教えられました。 今、戦争の渦中の人々のことをどう考えるのか…私はどうすればよいのか…気持ちだけ焦ります。

Posted by ブクログ

2026/04/11

いろんな意味でめちゃくちゃ衝撃的なとても個人的かつ普遍的な戦争の記録小説。独特の世界観と効果的なリフレイン。知らなかった事実に息をのみ憤り涙し夢中で読みました。 いま改めて思うのは、戦争は引くほど恐ろしく悲しく馬鹿馬鹿しい。 膨大な参考文献と注釈の数に頭が下がります。 〈心に...

いろんな意味でめちゃくちゃ衝撃的なとても個人的かつ普遍的な戦争の記録小説。独特の世界観と効果的なリフレイン。知らなかった事実に息をのみ憤り涙し夢中で読みました。 いま改めて思うのは、戦争は引くほど恐ろしく悲しく馬鹿馬鹿しい。 膨大な参考文献と注釈の数に頭が下がります。 〈心に残った言葉〉 "わたしは、女だからといって、決して無力なんかではないのだと、信じたかった。この存在は、無意味なんかではないと、思いたかった。"

Posted by ブクログ

2026/03/07

詩のような文体。 そのリズムは少女っぽい。 時間が流れ子供から少女へ成長するにつれ、世の中は戦争に染まってゆく。 軽やかに感じた単調なリズムが軍歌のように感じてくる。 表現の手段として小説という形を選んだ現代アート(インスタレーション)という感じ。 文字の視覚的効果、頭の...

詩のような文体。 そのリズムは少女っぽい。 時間が流れ子供から少女へ成長するにつれ、世の中は戦争に染まってゆく。 軽やかに感じた単調なリズムが軍歌のように感じてくる。 表現の手段として小説という形を選んだ現代アート(インスタレーション)という感じ。 文字の視覚的効果、頭の中で音読する音の効果、文章から生み出される奥行きや広がり、全てが重なって内容が映像となって現れる。 私の目の前にも炎があり、死体があるように感じた。 作品の「わたし」は私でもある、と思わせる書き方。 ... 後半が良かった。 偶々戦争中に学生だっただけで、少女たちは憧れの制服を着られず、学校にも行けず、スカートの代わりにもんぺを着、学校の代わりに工場へ行く。 あまりに不憫で、読んでいて苦しくなった。 当たり前の日常が壊されていく様を坦々と綴るこういう戦争の話は読んだことがなかった。 ... どうしても国と国で戦いたいなら、国のトップ同士1対1で戦えばいい。命を賭けたいなら決闘すればいい。 もしくは閣僚全員とか政治家全員同士で、剣道の団体戦とかサッカーのPKみたいにして勝負すればいい。 国民を巻き込む必要なんてないし、国民の日常を奪う必要なんてない。 そもそも私には武器で人を殺す意味が理解できない。じゃんけん勝負でいい。 当時の政治家や軍人やマスコミに腹が立って仕方なかった。 ... p313 わたしは、わたしの目の前で、ふたたび何もかもがもとどおりに引き戻されてゆく様を、眺める、 けれど、わたしの青春は、もう戻らない。 わたしは、かつてわたしたちの天皇陛下のためと謳った大人たちが、アメリカのためと謳うのを、見る。 わたしは、かつてわたしたちを戦争に引きずり込んだ大人たちが、平和や夢を語るのを、見る。 わたしは、大人たちの裏切りを、大人たちの掌返しを、大人たちの欺瞞を、見る。 けれど、わたし自身も、もう、大人なのだった。

Posted by ブクログ

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