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台北プライベートアイ 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2024/05/08 |
| JAN | 9784167922238 |

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商品レビュー
3.7
17件のお客様レビュー
訳者の後書きまで含めて面白かった。 台湾への悪口(?)が山盛りでクスッと笑える部分があった。 途中で、「巧妙な犯罪が起こる社会は……」みたいなくだりがあったと思うが、こんな犯罪が起こる台湾は、主人公が愚痴っていた台湾から変わっているんじゃないかと少し思った。
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すこしでも台湾とか中国(語)について知識があれば、もっと深く味わえただろうなあーーと思いました! ーーあらすじーー 呉誠(ウーチェン)は大学教授で名の知れた劇作家だった。しかし、五十歳を前に妻に見捨てられたこと、酒の席で人間関係をぶち壊したことなどから、自分に嫌気がさしてしまう...
すこしでも台湾とか中国(語)について知識があれば、もっと深く味わえただろうなあーーと思いました! ーーあらすじーー 呉誠(ウーチェン)は大学教授で名の知れた劇作家だった。しかし、五十歳を前に妻に見捨てられたこと、酒の席で人間関係をぶち壊したことなどから、自分に嫌気がさしてしまう。突如、台北の裏路地・臥龍街(ウオロンジエ)に引っ越して、私立探偵の看板を上げることに。初仕事をなんとかこなした素人探偵だったが、台北中を騒がせる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人に巻き込まれて、自ら犯人探しに乗り出す。 ーーーーーーーー 行ったことのない国の、知識ゼロの言語で書かれた文学(日本語訳だとしても)、いちいち異文化体験している感あった。読了にかなりの時間を要したけど、むちゃくちゃ楽しかった! たとえば、こんな何気ない文章でさえイメージが湧かず、ググりながら景色や光景を脳内に再構築する。ほおおお……。 >>p.38より 「168」の魯肉飯(ルーロウファン)と肉羹(ロウゲン)とゆで野菜をかっこんで晩飯をすませてから、自転車をこいで住処に向かった。ばらばらに並んだいろいろな建物と捷運(ジエユン)の高架が空を切り刻んでいる。 (第二章「はじめての尾行」) * からりと砂埃が舞っているような空気感。著者の語りや登場人物たちの喜怒哀楽はとにかくまっすぐで、これが彼の国の気質を表しているんだろうか、とか思ったり。 いつか行ってみたい台湾。本書を読んで、その場所や人々のアイデンティティを身いっぱいで感じてみたいなと思った。 >>p.25より 楽天的でもあり、もの悲しくもある台湾人は「状況」に応じて柔軟性を発揮し、角を曲がるときも、道を渡るときも、ルールを破るときも、金を貸すときも、株の売買をするときも、とりあえず「安啦(アンラ)」(大丈夫だって)と言っておいてから、いざ危険に直面すると、どんな汚いことをしてでも生き延びる絶技を発揮し、右に左に身をかわして、破滅を相手にギリギリのゲームをやってのける。いざとなれば、なんとかなる。米がなければ、サツマイモ汁を作ればいい。 (第二章「初めての尾行」) 汚いこと、はアレだけど、これほどの生きる力は見習いたいとこある。
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独特なユーモアのある語り口が癖になる。 物語の構成も普通じゃなく、これからどうなるのか想像がつきづらくていい。 とにかく長く、少しずつ読み進めてやっと終わったが、続編も読んでみたい。 台湾の空気をしっかり感じた。
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