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春のとなり
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春のとなり

高瀬乃一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川春樹事務所
発売年月日 2024/05/02
JAN 9784758414647

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商品レビュー

3.6

9件のお客様レビュー

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2025/10/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夫の仇を討つために、義父と江戸へやってきた奈緒。医者である義父の手伝いをしながら、手掛かりを探すが。。。という話。杉江松恋さんが以前紹介していたので、気になっていた一冊。 突然悲劇を背負ってしまった2人が不憫だが、故郷を出奔してまで覚悟があったにせよ、受け身でしか行動を起こせなないことに、もどかしさを感じる。しかも義父の文二郎は、うすうす事情を分かっていたはずだし、他に何かやりようはなかったのか。平賀源内が裏の主人公ではあるが、彼と知り合ったのも偶然だったわけだし。仇を討つのか、それとも真相が知りたいのか、その心の持ちようが今一つで、奈緒の気持ちもフラフラと揺れ動くのも仕方がない。最後は大団円だったので、読後感は良かった。

Posted by ブクログ

2025/05/24

初めて読む作者 高瀬乃一氏の本である。 序文が、何を言いたいのか?と、思いながら、第一話の「雪割草」を読み出した。 深川に、義理の父 文二郎と息子の嫁 志乃の親子。 文二郎は医師であったが、目が見えなくなって来ている。 偽装された息子の割腹死を、暴くために、藩を出奔して...

初めて読む作者 高瀬乃一氏の本である。 序文が、何を言いたいのか?と、思いながら、第一話の「雪割草」を読み出した。 深川に、義理の父 文二郎と息子の嫁 志乃の親子。 文二郎は医師であったが、目が見えなくなって来ている。 偽装された息子の割腹死を、暴くために、藩を出奔して来た2人である。 薬屋を営むのだが、下町の住民からは、医師の存在である。 貧乏な者から、医療費を待ってやり、気安く薬を処方するので、毎度、やりくりに志乃は、大変である。 志乃自体、文二郎の息子の宗十郎と結婚して、子供はなすが、死産し、夫は江戸への出府、その後、暗殺と…… どのように、義父と付き合って行けば良いのか? 又、文二郎も息子亡き後、嫁とのつき合い方を模索している所である。 しかし、無念の死の宗十郎の仇を果たす為にの思いのベクトルの方向は、同じである。 下町の住人達の話を絡めて、親子関係の優しさの裏側を表現しつつ、愛情の深さを感じさせる。 平賀源内が、取り持ってくれた事から、最後は、息子の死の無念が晴れ、文二郎は、米坂藩へ! 志乃は、平八郎の看病や下町の住民の患者たちを診る為に 深川に残るのだが、いつかは、長浜の家に戻るのだろう。 ただ、常磐屋には、お咎めがなかったのは、残念である。 第一話で、暮れも押し迫った頃を「春隣(はるとなり)」と呼ばれたと記載されていて、なぜだか、寒い季節なのに、暖かな春を間近に感じさせる言葉が、この題名だと、気づいた。 表紙の 障子の張り替えする女性、暮れの大掃除と共に、新しい年の気分一新の意味合いなのか?と思いながら、表紙を眺めた! 楽しく読めた本である。

Posted by ブクログ

2025/03/30

深川で薬屋を営む奈緒と文二郎。目の悪い父に代わって立ち働く娘と薬屋に駆け込んでくる町人たちの人情噺と思いきや…。二人が江戸にやってきた理由が明らかになっていき、結末までどきどきしながら読んだ。おもしろかった。 平賀源内がいいキャラしていてよかった。

Posted by ブクログ