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神聖ローマ帝国 「弱体なる大国」の実像 中公新書2801
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社 |
発売年月日 | 2024/04/22 |
JAN | 9784121028013 |
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神聖ローマ帝国
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商品レビュー
4.3
6件のお客様レビュー
皇帝がいたから帝国ではあるけど、中央集権的ではなく絶対王政時代の帝国とはだいぶ趣が異なる。そこが中世ドイツの特色にもなっているけど、けっこう不思議な帝国だよね。 皇帝は選挙で選ばれるわけだし、周辺の国の王家とは姻戚関係にある。現代から見ると連邦制みたいな体制で、まるでユーロの先取...
皇帝がいたから帝国ではあるけど、中央集権的ではなく絶対王政時代の帝国とはだいぶ趣が異なる。そこが中世ドイツの特色にもなっているけど、けっこう不思議な帝国だよね。 皇帝は選挙で選ばれるわけだし、周辺の国の王家とは姻戚関係にある。現代から見ると連邦制みたいな体制で、まるでユーロの先取りみたいに評価する向きもあるみたいだけど、それは違うだろう。あくまでもドイツの特異性によるものと考えるべきでは。
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神聖ローマ帝国はやっぱり複雑怪奇……。ヨーロッパの中世から近世にかけて存在した不可思議な帝国をその起源から終焉まで概説する一冊です。 <こんな方にオススメ> (1)ドイツの歴史に興味がある (2)中世ヨーロッパが好き (3)世界史に触れたことはあるけど「神聖ローマ帝国て何だよ...
神聖ローマ帝国はやっぱり複雑怪奇……。ヨーロッパの中世から近世にかけて存在した不可思議な帝国をその起源から終焉まで概説する一冊です。 <こんな方にオススメ> (1)ドイツの歴史に興味がある (2)中世ヨーロッパが好き (3)世界史に触れたことはあるけど「神聖ローマ帝国て何だよ?」という疑問をお持ちだった方 <概要> ヨーロッパの中世から近世にかけて中欧(とくに現在のドイツを中心とする地域)において統一的な政治共同体として800年あまり存在を続けた”神聖ローマ帝国”の通史の解説本という印象です。 本章は序章と終章を含めて八章で構成されており、おおまかに3つに分かれると思われます。 第1に、序章から第2章までで神聖ローマ帝国の全体像を包括するとともにその前半期までの政治面での体制が解説されています。 第2に、第3章から第5章までが後半期の体制の解説となり、とくに皇帝の地位をほぼ独占することになったハプスブルク家の歴史とともに語られています。 第3に、第6章から終章において帝国末期、すでに弛緩していた帝国の体制がナポレオンの登場により崩壊するまでが述べられています。 そのほか詳細等は別途、note『読書感想:歴史』に掲載しております。よかったら併せてご覧ください。 https://note.com/rekishi_info/n/n2589faabc235 (2024/10/04 上町嵩広)
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ドイツを中心として領域を広げた神聖ローマ帝国。弱体と見られがちなこの国が長く存続したのはなぜか。捉えにくい大国の実像に迫る。
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