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神聖ローマ帝国 の商品レビュー

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6件のお客様レビュー

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2024/10/08

皇帝がいたから帝国ではあるけど、中央集権的ではなく絶対王政時代の帝国とはだいぶ趣が異なる。そこが中世ドイツの特色にもなっているけど、けっこう不思議な帝国だよね。 皇帝は選挙で選ばれるわけだし、周辺の国の王家とは姻戚関係にある。現代から見ると連邦制みたいな体制で、まるでユーロの先取...

皇帝がいたから帝国ではあるけど、中央集権的ではなく絶対王政時代の帝国とはだいぶ趣が異なる。そこが中世ドイツの特色にもなっているけど、けっこう不思議な帝国だよね。 皇帝は選挙で選ばれるわけだし、周辺の国の王家とは姻戚関係にある。現代から見ると連邦制みたいな体制で、まるでユーロの先取りみたいに評価する向きもあるみたいだけど、それは違うだろう。あくまでもドイツの特異性によるものと考えるべきでは。

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2024/10/04

神聖ローマ帝国はやっぱり複雑怪奇……。ヨーロッパの中世から近世にかけて存在した不可思議な帝国をその起源から終焉まで概説する一冊です。   <こんな方にオススメ> (1)ドイツの歴史に興味がある (2)中世ヨーロッパが好き (3)世界史に触れたことはあるけど「神聖ローマ帝国て何だよ...

神聖ローマ帝国はやっぱり複雑怪奇……。ヨーロッパの中世から近世にかけて存在した不可思議な帝国をその起源から終焉まで概説する一冊です。   <こんな方にオススメ> (1)ドイツの歴史に興味がある (2)中世ヨーロッパが好き (3)世界史に触れたことはあるけど「神聖ローマ帝国て何だよ?」という疑問をお持ちだった方   <概要> ヨーロッパの中世から近世にかけて中欧(とくに現在のドイツを中心とする地域)において統一的な政治共同体として800年あまり存在を続けた”神聖ローマ帝国”の通史の解説本という印象です。 本章は序章と終章を含めて八章で構成されており、おおまかに3つに分かれると思われます。 第1に、序章から第2章までで神聖ローマ帝国の全体像を包括するとともにその前半期までの政治面での体制が解説されています。 第2に、第3章から第5章までが後半期の体制の解説となり、とくに皇帝の地位をほぼ独占することになったハプスブルク家の歴史とともに語られています。 第3に、第6章から終章において帝国末期、すでに弛緩していた帝国の体制がナポレオンの登場により崩壊するまでが述べられています。   そのほか詳細等は別途、note『読書感想:歴史』に掲載しております。よかったら併せてご覧ください。   https://note.com/rekishi_info/n/n2589faabc235   (2024/10/04 上町嵩広)

Posted byブクログ

2024/08/29

ドイツを中心として領域を広げた神聖ローマ帝国。弱体と見られがちなこの国が長く存続したのはなぜか。捉えにくい大国の実像に迫る。

Posted byブクログ

2024/07/20

何となくのイメージやけど、カール5世まで、マクシミリアン以降で分けて考えてて、特に前半をよく知らない、後半ハプスブルグ帝国の方がまだ分かる。だからこそ前半、正直フランク王国の分裂とカノッサ、あとはサッコ・ディ・ローマくらいしか知らんので知りたくて読んだんやけど、結局オモロいのは後...

何となくのイメージやけど、カール5世まで、マクシミリアン以降で分けて考えてて、特に前半をよく知らない、後半ハプスブルグ帝国の方がまだ分かる。だからこそ前半、正直フランク王国の分裂とカノッサ、あとはサッコ・ディ・ローマくらいしか知らんので知りたくて読んだんやけど、結局オモロいのは後半、三十年戦争からマリア・テレジアの流れなのよね…

Posted byブクログ

2024/06/05

配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://www.cku.ac.jp/CARIN/CARINOPACLINK.HTM?AL=01427814

Posted byブクログ

2024/06/04

バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ルターが生まれた国、カノッサの屈辱のあった国、その割には神聖ローマ皇国ってあまりメジャーでない。国が連邦?二重構造?だったからであろうか。同じ名前の皇帝が多くて混乱極まりない。

Posted byブクログ