ひき石と24丁のとうふ
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ひき石と24丁のとうふ

大西暢夫(著者)

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ひき石と24丁のとうふ

定価 ¥1,760

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 アリス館
発売年月日 2024/04/11
JAN 9784752011002

ひき石と24丁のとうふ

¥1,045

商品レビュー

4.6

9件のお客様レビュー

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2025/11/13

毎日24丁もの豆腐を作って、お客さんが来なかった日はそんなに多くの豆腐をどうするのかなと思った。あと、昔ながらの作り方もあるし、昔の字でかっこいいなと思った。そして、新しく昔ながらの作り方をきかいにたよらないで作っているおばあちゃんはこだわりがあるなと思った。

Posted by ブクログ

2025/09/21

・いまでも毎日、24丁だけ豆腐をつくって売って、の毎日を過ごすおばあさん。 ・たっぷりの写真と短い文章に、なんだか人生を考えさせれられる、味わい深い一冊でした。 ・この豆腐、たべてみたいなあ。

Posted by ブクログ

2025/08/31

ミナさんが木の板の上に載せた24丁分の豆腐の固まりから木綿の布を外し、専用の包丁で1丁ずつ切り分けていく写真が26ページにある。 これってやったことのある人ならばわかるけれど、意外と難しい。なぜならば豆腐を容器の形に盛り上がった線に沿って切るのだが、豆腐の上の部分を目で見ながら線...

ミナさんが木の板の上に載せた24丁分の豆腐の固まりから木綿の布を外し、専用の包丁で1丁ずつ切り分けていく写真が26ページにある。 これってやったことのある人ならばわかるけれど、意外と難しい。なぜならば豆腐を容器の形に盛り上がった線に沿って切るのだが、豆腐の上の部分を目で見ながら線に沿って切ったつもりでも、包丁を垂直に保たないと斜めになってしまい、下側では線からずれて切ってしまうことが多く、台形型の豆腐になるからだ。だからスーパーではなくて個人商店で買った豆腐をよく見ると、1つひとつ大きさや形が微妙に違う。 「わたしは、幼いころから両目に障害があって、はっきり見えていないの」 15ページでミナさんは言っている。だがミナさんは私なんかよりずっと上手に豆腐が切れるだろう。ミナさんの切った豆腐は私が切ったものよりも均一で美しい形だと思う。それは経験による慣れもあるが、私はここに人間の能力についての重要なあり方を見る。 つまりミナさんは視覚のかわりに、無意識に、人間がもつほかのあらゆる感覚を総動員しているのだ。言い換えれば、私たちが普段眠らせている感覚を呼び覚ましているということ。だから、目が見えないのに豆腐を作ることがすごいのではなく、他の眠った感覚を起こし、人間が本来持つポテンシャルを最大限に引き出してきているのがすごいのだ。これはもちろん岩手の自然や、ミナさんを取り巻く地域の方々の優しさが大きく作用していることは写真を見ることで容易に推測できる。 それにしても写真からは、大釜に入ったすりつぶされた大豆にしても、一升瓶に入ったにがりにしても、ひと固まりででき上った豆腐にしても、決して軽くはない、いや、かなり重いというのが見える。甲子園で汗と泥だらけの高校球児を冷房が効いた部屋のテレビで見て「すごい」と言うたぐいの安直な感想を私は絶対に持ちたくないが、歩くときに杖をつくおばあさんが重さのかかるこんな一連の作業を一人でこなしているのかという尊敬の念は素直に示したい。ならばミナさんほどのポテンシャルを誰でも出しうるのか? 私には何とも言えないが、読者の誰もがミナさんのようになるのは現実的に難しくても、素直な尊敬の念をもつだけでも十分だと思う。 また、この本でのミナさんの語りはいわゆる標準語で書かれているが、大西暢夫さんが実際に聞いたのは、岩手の地の言葉、しかも古い言葉のはず。関西育ちの私には聞き取れないかもしれない。でもそのミナさんの風土に根差した言葉での語りが、ミョウガなどの薬味以上に、ここの店の豆腐を絶品のおいしさにしてくれるのだとも思う。ああ一度行って食べてみたい。

Posted by ブクログ

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