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じんかん 講談社文庫
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じんかん 講談社文庫

今村翔吾(著者)

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じんかん 講談社文庫

定価 ¥1,144

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2024/04/12
JAN 9784065350157

じんかん

¥770

商品レビュー

4.5

71件のお客様レビュー

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2026/03/08

信長や主君を裏切ったとされる松永久秀の行動にこれまで理由が理解できませんでしたが、今村翔吾さんの今作では、人間味をもって描かれており、こういうことであれば、理解できるな。また自分も同じ道を歩んだかもと、感じました。静かな寂しさを感じた、良い作品だと思います。

Posted by ブクログ

2026/03/02

浅い知識で「平蜘蛛と共に爆死した」としか知らなかったし、どこまでが史実に基づいているかがわからないけれど、人の一生を見させていただいたようで大満足です。

Posted by ブクログ

2026/03/01

「イクサガミ」シリーズに次いで今村将吾2作品目。YouTubeを見た時、氏は自分の作品は2種類あると言っていた。イクサガミのようなフィクション寄りの話、そして歴史寄りの話である。本書は後者である。けれども共通点はある、と思った。 主人公はの戦国の梟雄(きょうゆう)松永弾正久秀。...

「イクサガミ」シリーズに次いで今村将吾2作品目。YouTubeを見た時、氏は自分の作品は2種類あると言っていた。イクサガミのようなフィクション寄りの話、そして歴史寄りの話である。本書は後者である。けれども共通点はある、と思った。 主人公はの戦国の梟雄(きょうゆう)松永弾正久秀。「人がなせぬ大悪を一生のうちに3つもやってのけた」と評された男であるが、本書はそれを見事なまでに「誠実で優しく賢い」大名としてイメージを覆してみせる。かつて山本周五郎が「樅ノ木は残った」で原田甲斐を反転せしめたのと、それ以上の反転を成し遂げた。エンタメ手法だ。 それだけでない。構成もあまり読んだことない。ほぼ9割を、信長の夜を徹しての小姓に向けてのひとり語りとして描いた。 或いはもう一つ、冒頭の視点は孤児の犬若、それを助けた少年追い剥ぎの多聞丸。普通はどちらかが主人公で、彼らが生き残り成長し、松永久秀になると思えるだろう。もう一人はそれを助ける側近。実際に50p時点で多聞丸は松永と名乗り出した。⸺⸺イクサガミ方式だった。読者の共感が頂点に達した頃に、この登場人物二人とも殺すのである。 ただ「面白い趣向」はそこ迄。バトルに次ぐバトルで、読者を引っ張るのではなく、「歴史的事実をこんな風にも読めるのか!」という「知的興味」で読者を引っ張ってゆく。のと、同時に孤児出身の主人公は「武士のいない世の中=戦争のない世の中」を夢見る。民が政治を決めてゆき武士を金で雇う世の中を作れば実現するのではないか? そういう夢を抱いた三好元長とそれに仕えた松永久秀の「夢を追い求める物語」で読者を引っ張るのである。実際は、戦国時代にそんなこと実現不可能かと言えば、まるきりそうではなかったかもしれない。堺の町は、確かに一時的にそれが実現していたのだから。 夢を描いて、それが潰えてゆく物語は、「カムイ伝」「水滸伝」からこの方、私の好物。 まぁ、しかし、今村将吾の作品はあまりにも多くて、私は今の所追ってゆく気持ちはない。本書は面白かった。

Posted by ブクログ