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じんかん の商品レビュー

4.5

43件のお客様レビュー

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    24

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2025/02/01

途中で中弛みするかなと思ったんだけど、ぐいぐいと松永久秀の魅了を描ききる物語展開が素晴らしく、後半はのめり込むように読んでいました。松永久秀に対する印象が180度変わった著作でした。物語として面白かったです。

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2025/01/27
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これまで持っていた「松永久秀」の人物像とは全く違う切り口で描かれており、このような捉え方もありうるのかもしれないなと思いながら読んでいた。 そして、又九郎同様、自分も松永久秀の生涯に引き込まれていっていた。

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2024/12/28
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一年の終わりに人間を深く考えさせられる作品に 出会えて満足である、語り部が信長という無駄に 豪華な状況は奇をてらったものではなく、松永久 秀と信長の共通する「人間が意に沿わぬ運命に流 される事に抗う(特に神仏が仮想敵)」魂の形 寺社など人に善悪を吹き込む最たるもの(作中) 自分を善と思えば容赦なく悪を叩く、現在のSNS に繋がる気持ちで読んでいた

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2024/12/03
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めちゃくちゃ良かった…!!!最初は分厚いな〜と思ってたけど、読み出したら手が止まらなくなってすぐ読み終わってしまった。松永久秀については、確かに悪人という面が有名だし、そういうふうに描かれるところが多いと思うけど、こうして見るとひとつの意思を貫き通そうとしたんだな。 歴史をなぞっていくと、確かに何かの意思で足を引っ張られるような、という分岐点が必ずあって、後世の現代から見るとそこが歴史の面白いところではあるのだけど、当時何かを成し遂げようとしていた側からすればたまらないよな。 織田信長の語りという面も良かった。こういう歴史小説はもっと読んでみたい。

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2024/11/28

戦国時代、悪名高き武将松永久秀。信長が語るその生き様。 人間は平和な暮らしを望みながら、なぜ変化に怯え、争いが絶えないのか? 新たな視点で描かれる松村久秀はとても人間臭く、魅力的。今村作品はいつもミステリ要素も多く、堪能しました。 今は、「イクサガミ 人」「五葉のまつり」「幸村...

戦国時代、悪名高き武将松永久秀。信長が語るその生き様。 人間は平和な暮らしを望みながら、なぜ変化に怯え、争いが絶えないのか? 新たな視点で描かれる松村久秀はとても人間臭く、魅力的。今村作品はいつもミステリ要素も多く、堪能しました。 今は、「イクサガミ 人」「五葉のまつり」「幸村を討て!」が話題の今村翔吾先生ですが、こちらを読んでました。 北方謙三先生の解説も、勢いある「熱さ」が伝わってきていいですね(北方作品は残念ながら未読)。

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2024/11/28

 アツさ迸る傑作!!!  悪人のイメージが強い松永久秀を斬新な視点で描いている。彼が目指した国の形は現代へと繋がっているなと感じた。しかしながら今の日本を見たら久秀はどう思うだろう。  人間をじんかんと読むと意味が変わると云うことを初めて知った。我が地元・尼崎が登場するのもな...

 アツさ迸る傑作!!!  悪人のイメージが強い松永久秀を斬新な視点で描いている。彼が目指した国の形は現代へと繋がっているなと感じた。しかしながら今の日本を見たら久秀はどう思うだろう。  人間をじんかんと読むと意味が変わると云うことを初めて知った。我が地元・尼崎が登場するのもなんだか嬉しいポイントだ。

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2024/11/08

20241108読了 梟雄と名高い松永久秀を描いた作品。 織田信長が小姓に語る松永久秀評という形式が面白かったです。

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2024/11/07

日本史上の三悪人とも称される松永久秀。そんなイメージを一新させる歴史小説。 織田信長が小姓の狩野又九郎に語り聞かせる形式をとることで、久秀の生涯を立体的に浮かび上がらせる。 民を武士から解放し、民の自治を確立し、武士という存在をなくそうとまで考える久秀。。 なんと先進的なことか。...

日本史上の三悪人とも称される松永久秀。そんなイメージを一新させる歴史小説。 織田信長が小姓の狩野又九郎に語り聞かせる形式をとることで、久秀の生涯を立体的に浮かび上がらせる。 民を武士から解放し、民の自治を確立し、武士という存在をなくそうとまで考える久秀。。 なんと先進的なことか。 九兵衛と称する子供時代から信長に再三謀反を企てるまでの、彼の波瀾万丈な一生が、著者の手で鮮やかに魅力たっぷりに描き出される。

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2024/11/02

本書を読む前までは名前と数々のぶっ飛んだ行い、そしてギリワンという異名?を知っており、読み進めるにつれて今読んでいる内容が史実であってほしいと思うようになりました。 文庫本では600ページに迫る文量、かつ個人的に馴染みのない単語たちが出てきて久々に意味を調べつつ読みましたが、あっ...

本書を読む前までは名前と数々のぶっ飛んだ行い、そしてギリワンという異名?を知っており、読み進めるにつれて今読んでいる内容が史実であってほしいと思うようになりました。 文庫本では600ページに迫る文量、かつ個人的に馴染みのない単語たちが出てきて久々に意味を調べつつ読みましたが、あっという間でした。

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2024/10/26

主家を乗っ取り、将軍を暗殺し、東大寺大仏殿を焼き払う。 悪名高き武将・松永久秀は、織田信長に二度目の謀叛を起こしていた。 だが信長は、「降伏すれば赦す」と言う。 驚愕する小姓・狩野又九郎を相手に信長は、 世人は知らぬ久秀の壮絶な半生を語り始める――。 魂を震わす歴史巨編! 〈第1...

主家を乗っ取り、将軍を暗殺し、東大寺大仏殿を焼き払う。 悪名高き武将・松永久秀は、織田信長に二度目の謀叛を起こしていた。 だが信長は、「降伏すれば赦す」と言う。 驚愕する小姓・狩野又九郎を相手に信長は、 世人は知らぬ久秀の壮絶な半生を語り始める――。 魂を震わす歴史巨編! 〈第11回山田風太郎受賞作〉

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