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ビリー・サマーズ(下)
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2024/04/08 |
| JAN | 9784163918327 |
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ビリー・サマーズ(下)
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商品レビュー
4.3
57件のお客様レビュー
大好きなキング作品でしかも今回は厨二心をくすぐる設定だ!と思ったのですがちょっと主人公にとって都合が良すぎたかな、と思いました。 いつも通り面白かったですが、「特別」ではなかったです。 殺し屋が小説を書く。 これで引退(漢の最後の仕事)という設定。 技術と経験で敵を出し抜いてい...
大好きなキング作品でしかも今回は厨二心をくすぐる設定だ!と思ったのですがちょっと主人公にとって都合が良すぎたかな、と思いました。 いつも通り面白かったですが、「特別」ではなかったです。 殺し屋が小説を書く。 これで引退(漢の最後の仕事)という設定。 技術と経験で敵を出し抜いていく。 本当はそうではないのに周りには頭が悪い、と思わせている。 助けてしまった少女から好意を向けられる。 男の子やおじさんが好む設定(もちろん僕も)ですが実はそれよりも期待していた、それらを吹き飛ばす位の出来事や追い詰められたり絶望を感じる描写がなかったのが物足りなかったです。 キング作品の主人公なのに。暗黒面に堕ちることもなく、トラブルも切り抜けて生きます。 あえて乾いた感じ、ハードボイルド風にしたのかな、とも思いましたが、主人公がずっと勝ち続けるのは、異世界モノで無双したり、漫画ゴラクで若い女の子にモテたりする居心地の悪さを感じました。 こうなればいいな、とそうはならない、のバランスがキングの良さなのに、と思いました。 小説を書く事についての描写はさすがでした。キングの執筆術、と思うと全てが興味深かったです。(「書く事について」を思い出します) 執筆にのめり込みすぎて本業が疎かになったり、精神に異常をきたしたり、などという事もなくメインのストーリーの程よい味付けとなっていました。 少し拍子抜けでした。 前半では主人公が正体を偽り、街や同じビルの人たちと交流します。 キング作品のモブキャラの必要以上の細かい描写、通りすがりの人物からの思わぬ助け、などが大好きな僕にとっては読んでいて楽しい部分でした。 が、もっとモブキャラとの絡みが読みたかったです。 正体を隠した上で周りの人々との交流、とはっきり謳っているのに、「地下に潜って逃走する」という街の人が助けたり助けなかったり出来る状況なのに、思ったほど魅力的なモブキャラや、やりとりが出てこなかったのが残念です。 変なところでハードルを上げすぎた故の不満はありますが、キング作品の面白さとしてはいつも通りです。 終盤立ちはだかる女性の敵がいいキャラでした。 大物でもないし、話も通じない狂人感があるのに、他の敵キャラと違い主人公のことを見抜き、唯一出し抜かれないのがかっこよかったです。 小説を書く、という事を意識させてくれる作品でもありました。
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凄腕の暗殺者が最後の仕事として請け負ったのは、200万ドルという破格の報酬の仕事。ただし暗殺のチャンスが巡ってくるまでに時間がかかる。それまでに町の住人として馴染んでおくという準備期間も含めた報酬。仮の仕事は駆け出しの小説家。どうせならと自伝を描き始める。彼の過去と現在が並行して...
凄腕の暗殺者が最後の仕事として請け負ったのは、200万ドルという破格の報酬の仕事。ただし暗殺のチャンスが巡ってくるまでに時間がかかる。それまでに町の住人として馴染んでおくという準備期間も含めた報酬。仮の仕事は駆け出しの小説家。どうせならと自伝を描き始める。彼の過去と現在が並行して語られていく。いつもと違うスタイルの仕事に、違和感もあり警戒しながら、偽装の日常生活を送る主人公。生き生きと描かれた日常生活も魅力的だ。読者としても、あぁ、このまま暗殺なんて起こらず、このままの日常が続けば良いのにと思ってしまう。(それでは小説にならないのはわかっているのだけど。)とても面白かった。
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映画も小説もホラーが苦手で、これまで敬遠していたスティーブン・キング。本作はホラーでもスーパーナチュラルでもないストレートなクライムノベルとのことで読んでみました。 殺し屋サマーズのお仕事小説としてスタートし、そこに先が気になる小説内小説も追加され、さらに素敵な少女アリスまで登場...
映画も小説もホラーが苦手で、これまで敬遠していたスティーブン・キング。本作はホラーでもスーパーナチュラルでもないストレートなクライムノベルとのことで読んでみました。 殺し屋サマーズのお仕事小説としてスタートし、そこに先が気になる小説内小説も追加され、さらに素敵な少女アリスまで登場すると、ストーリーはフルスロットで加速してもう止められません。 涙が溢れる美しいラスト。キング先生は物語の素晴らしさと自由さを心から愛しているのでしょう。 先入観で避けていては出会えなかった作品です。4.5
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