1,800円以上の注文で送料無料

別れを告げない エクス・リブリス
  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍
  • 1222-01-06

別れを告げない エクス・リブリス

ハン・ガン(著者), 斎藤真理子(訳者)

追加する に追加する

別れを告げない エクス・リブリス

定価 ¥2,750

2,255 定価より495円(18%)おトク

獲得ポイント20P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品【送料無料】

店舗受取なら1点でも送料無料!

店着予定:1/3(土)~1/8(木)

店舗到着予定:1/3(土)~1/8(木)

店舗受取目安:1/3(土)~1/8(木)

店舗到着予定

1/3(土)~1/8

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

1/3(土)~1/8(木)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社
発売年月日 2024/04/29
JAN 9784560090916

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

1/3(土)~1/8(木)

別れを告げない

¥2,255

商品レビュー

4.1

128件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/12/22

○ ろうそくの光とそれが作りだす影とが舞台を色付け立体化し、随所に緊張感を与え続けている。 ○ どこまでも清らかな表現(センテンス) 『牛に毛が何万本あるわからないけれど、それと同じくらい・・・たくさんたくさん昔話をすることもできるだろう』 『刺繍枠にぴんと張られた布のように緊張...

○ ろうそくの光とそれが作りだす影とが舞台を色付け立体化し、随所に緊張感を与え続けている。 ○ どこまでも清らかな表現(センテンス) 『牛に毛が何万本あるわからないけれど、それと同じくらい・・・たくさんたくさん昔話をすることもできるだろう』 『刺繍枠にぴんと張られた布のように緊張した沈黙』

Posted by ブクログ

2025/12/22

ノーベル文学賞受賞作家のハン・ガン氏による済州島四・三事件をテーマにした作品。 ハン・ガン氏の文章は静謐で無機質な広い空間に置かれた美術館のオブジェのような印象を受ける。現実と幻想の境界線を曖昧にし、共感による痛みにより自己をバラバラにし昇華し再生し物語を紡ぐ。 愚かさと哀しみに...

ノーベル文学賞受賞作家のハン・ガン氏による済州島四・三事件をテーマにした作品。 ハン・ガン氏の文章は静謐で無機質な広い空間に置かれた美術館のオブジェのような印象を受ける。現実と幻想の境界線を曖昧にし、共感による痛みにより自己をバラバラにし昇華し再生し物語を紡ぐ。 愚かさと哀しみに満ちた済州島四・三事件を決して忘れず哀悼を終わらせず語り継ぐという強い意志とともに、本作品の物語の本質は女性ふたりの繊細な感性の重ね合わせにあると思う。

Posted by ブクログ

2025/12/19

やっと読めたノーベル賞作家。とはいえ、最初に気になったのは受賞前のフリスタで、そこから読みたいとは思っていた作品。煽り調子の訳でなし、目まぐるしい展開があるのでもないんだけど、なんだかページを繰る手が止まらず、どんどん先を読まされる。題材選定やら、それに合う文体やら、諸要素が重な...

やっと読めたノーベル賞作家。とはいえ、最初に気になったのは受賞前のフリスタで、そこから読みたいとは思っていた作品。煽り調子の訳でなし、目まぐるしい展開があるのでもないんだけど、なんだかページを繰る手が止まらず、どんどん先を読まされる。題材選定やら、それに合う文体やら、諸要素が重なってのことだと思うんだけど、なかなかその正体が見えない。そんなちょっとしたモヤモヤも含めての文学なのかもしれないけど、言語化しにくいものだけに、得意とか好きになりにくいのかもしれない。文学を味わうにおいての自身の課題。

Posted by ブクログ