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ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う
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ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

アシュリー・ウォード(著者), 夏目大(訳者)

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ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ 争い・裏切り・協力・繁栄の謎を追う

定価 ¥2,200

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ダイヤモンド社
発売年月日 2024/03/27
JAN 9784478116289

ウォード博士の驚異の「動物行動学入門」 動物のひみつ

¥1,540

商品レビュー

4.1

9件のお客様レビュー

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2024/11/28

表紙をみて面白そうと思い読みました。 本文は、約700ページにもおよぶ大作です。 NHKの動物ドキュメンタリーを本にしたものという表現がこの本にはピッタリだと思います。 大作すぎて、読むのが無理だ〜って人は、NHKの動物ドキュメンタリーを観ることをお勧めします。 うちのこは、...

表紙をみて面白そうと思い読みました。 本文は、約700ページにもおよぶ大作です。 NHKの動物ドキュメンタリーを本にしたものという表現がこの本にはピッタリだと思います。 大作すぎて、読むのが無理だ〜って人は、NHKの動物ドキュメンタリーを観ることをお勧めします。 うちのこは、夏休みに読み切る目標を立てて40ページで挫折しました(笑)

Posted by ブクログ

2024/11/15

集団で生きることで種の存続に成功している動物は多い。 この「動物行動学入門」は、動物の社会性、協調行動を調べたもの。 オキアミから始まり、ゴキブリ、バッタ、アリ、ハチ、魚、鳥、ネズミ、ゾウ、ライオン、オオカミ、ハイエナ、クジラ、イルカ、シャチ、サル、ヒト といった感じで、実に多...

集団で生きることで種の存続に成功している動物は多い。 この「動物行動学入門」は、動物の社会性、協調行動を調べたもの。 オキアミから始まり、ゴキブリ、バッタ、アリ、ハチ、魚、鳥、ネズミ、ゾウ、ライオン、オオカミ、ハイエナ、クジラ、イルカ、シャチ、サル、ヒト といった感じで、実に多種多様な生き物の集団を観察した記録になっている。 知らなかったことや、どこかで聞いた気がすることが満載で面白かった。 専門知識は不要で読みやすかった。 これら動物の行動と人間の群衆の行動との類似性が分かる。 人間と他の動物との違いは本質的なものではなく、単に程度の違いに過ぎない。 例えばアリは、農業・酪農・建築を行う。 奴隷を作ったり搾取したり、働かなかったり、ほとんど休んでいたり、人間と似ている。 魚の群れは互いに衝突しない。 飛んでいる鳥の群れも同様だ。 これは、見るたびに不思議だなーと思っていたが、 ・最も近くにいる者との距離が近すぎる時は、離れる。 ・最も近くにいる者との距離が遠すぎる時は、近づく。 ・最も近くにいる者との距離が適切である時は、その者と同じ動きをする。 の3つのルールを守っているだけのようだ。 群れることで、エナガやペンギンなどは寒さをしのいでいる。 また、ムクドリなどは捕食者から身を守っているらしい。 集団でいることで生存率が上がるのだ。 だが、集団を作る数には適切な量がある。 ネズミでの実験では、一定以上に密集度が進むと協調性が減り攻撃的になった。 この傾向は多くの生き物でみられ、人間でも同じだ。 自分が自由にできる資源の取り分が減るからだろう。 集団をつくる社会的動物は、50程度の個体の識別ができるそうだ。 社会秩序を築くために必要な能力なのだろう。 牛や羊などは同種ではない、身近にいるヒトの識別もしている。 ヒトの識別は匂いかと思いきや"顔"で見分けていることもわかっている。 集団生活にはコミュニケーションが欠かせないが、類人猿では30程の敵対動物を区別して鳴き声を変えて仲間に伝えている。 シジュウジカラのようなトリでも鳴き声を使い分けて異なる情報を伝えている。 ヒトだけが言葉を持っているわけではない。 人間の歴史が戦争の連続であるのはDNAに「殺しの本能」があるから? そう決めつけるのは嫌だが、暴力的傾向があるのは確かだろう。 だが協力し合い共存していこうとする性質を持っていることも確かだ。 人間は、他人と接触できない孤立した状態に置かれると、幻覚を見るようになり、心が壊れていく。 これも人間に限ったことではなく多くの動物に当てはまるようだ。 孤独でもいけないし、多すぎてもいけない。 生き物は、ストレスがないと、何もしなくなるという傾向もあるらしい。 僅かなストレスと、適量な人間(や動物)との関係を維持して生活することがいいみたいだ。

Posted by ブクログ

2024/10/15

The Social Lives of Animals 英文タイトルの通り、動物の社会性についての本、 エピソードが多く楽しく読める。 登場する動物は以下の通り コウモリ、オキアミ、バッタ、ゴキブリ、ハチ、シロアリ、アリ、イトヨ、タラ、グッピー、アジサシ、スズメダイ、ピラニア、...

The Social Lives of Animals 英文タイトルの通り、動物の社会性についての本、 エピソードが多く楽しく読める。 登場する動物は以下の通り コウモリ、オキアミ、バッタ、ゴキブリ、ハチ、シロアリ、アリ、イトヨ、タラ、グッピー、アジサシ、スズメダイ、ピラニア、バショウカジキ、イワシ、ムクドリ、シュバシコウ、ハト、アオガラ、カレドニアガラス、ハタオリドリ、エンペラーペンギン、フロリダカケスニワトリ、ワタリガラス、マツカケス、ネズミ、ハダカデバネズミ、オーロックス、牛、象、ジャッカル、ライオン、ハイエナ、オオカミ、マッコウクジラ、シャチ、バンドウイルカ、ザトウクジラ、ベルベットモンキー、ヒヒ、チンパンジー、ゴリラ、マカクザル、ボノボ

Posted by ブクログ