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ベーシックサービス 「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会 小学館新書470
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2024/04/01 |
JAN | 9784098254705 |
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ベーシックサービス
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商品レビュー
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現金を支給するベーシック・インカムとは違って、教育や医療、介護などの社会保障へのサービスを分厚くするベーシック・サービス。読んでいて確かにこれが実現するのなら、現在の日本が持つ問題が大部分が解決されそうに思える。 財源は消費税から。現在の10%から16%まで上げる。そう聞くと怯ん...
現金を支給するベーシック・インカムとは違って、教育や医療、介護などの社会保障へのサービスを分厚くするベーシック・サービス。読んでいて確かにこれが実現するのなら、現在の日本が持つ問題が大部分が解決されそうに思える。 財源は消費税から。現在の10%から16%まで上げる。そう聞くと怯んでしまうが、それでここまで社会保障が充実されるのならばやっても良いと思えた。 刺激的なアイデアだし、これが機能するならば多くの人が助けられるだろう。 ただ、どうしても現在の日本でこのベーシックサービスが機能するとは思えなかった。 現状の消費税の10%から6%引き上げただけでここまでの社会保障が行き渡るだろうか? それは現在の10%が正しく機能しているならそう思えるかもしれない。だが実際は格差は広がる一方で、学費も上がり、年金も受給年齢は引き上げられ、受給額も減っている。 オリンピックと万博、そして軍事費だけが膨らみ、政治家たちの裏金問題も解決されない。 そんな日本で更に税率を上げてベーシックサービスが正しく機能するとは到底思えなかった。 読み物としては刺激的で面白いが、夢物語のように思えてならなかった。
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教育・医療・介護・障害者福祉をベーシックサービスとして無償化する。加えて、品位ある最低保障を実現して「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会を実現する。その理論と、実際の方法論を提供する。財源は消費税。16〜20%にすれば、ベーシックサービスを無償で提供できる社会が実現する。そうすると、...
教育・医療・介護・障害者福祉をベーシックサービスとして無償化する。加えて、品位ある最低保障を実現して「貯蓄ゼロでも不安ゼロ」の社会を実現する。その理論と、実際の方法論を提供する。財源は消費税。16〜20%にすれば、ベーシックサービスを無償で提供できる社会が実現する。そうすると、将来の不安から解放され、将来のために貯蓄に回っていたお金が今を生きる、楽しむために使うことができるようになり、経済も活性化する。 実際、北欧社会はそれを実現している。将来の不安、長生きするのがリスクの社会、チャレンジするのがリスクでしかない社会、息が詰まりそうな社会を変える処方箋。 具体的な行動に移そう、というのが著者の提言。具体的な行動は簡単。政治を監視し、投票に行こう、ということ。
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これでうまくいくのかは丁寧に考えてみないと何か言うのは難しそう。さらっと流すとまずそうな感じがする。暑苦しいのは別に構わないのだが。
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