1,800円以上の注文で送料無料

実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍
  • 1215-02-01

実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを

サラ・ベイクウェル(著者), 向井和美(訳者)

追加する に追加する

実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを

定価 ¥4,180

2,970 定価より1,210円(28%)おトク

獲得ポイント27P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 紀伊國屋書店
発売年月日 2024/03/29
JAN 9784314012041

実存主義者のカフェにて 自由と存在とアプリコットカクテルを

¥2,970

商品レビュー

5

5件のお客様レビュー

レビューを投稿

2025/02/05

実存主義の思想史として秀逸。登場する思想家の主要な概念や各思想家の様々な事柄に対する捉え方の違いを、折に触れて、少ない言葉で的確に整理し説明する手腕には驚嘆させられる。思想に対する深い理解がないとこうはできない。 以下、覚え書き。 p61~ 現象学の方法 p67~ 意識の志向性 ...

実存主義の思想史として秀逸。登場する思想家の主要な概念や各思想家の様々な事柄に対する捉え方の違いを、折に触れて、少ない言葉で的確に整理し説明する手腕には驚嘆させられる。思想に対する深い理解がないとこうはできない。 以下、覚え書き。 p61~ 現象学の方法 p67~ 意識の志向性 p87~ ハイデガーの「存在」 p93~ 現存在および世界内存在 p190~ 生活世界 p217~ 不条理・虚無と決意(生の意味) p224~ サルトルの「無」=実体でなく志向性でしかない意識 p263~ ハイデガーの大地とテクノロジー批判 p268~ ハイデガーにとっての「意識」=「森の明るい開けた場所」のようなもの p337~ メルロ=ポンティにとっての意識=世界の「襞」のようなもの p426~ ハイデガーの「死への存在」とサルトルにとっての「死」 p453~ 実存主義と21世紀初頭の現代(著者によるまとめ)

Posted by ブクログ

2024/07/30

サルトルとボーヴォワール。2人について類書があれば、読んでみたい。翻訳は満点。ストレス無しでよみすすめられる

Posted by ブクログ

2024/07/28

実存主義の哲学者たち、サルトルとハイデガーをメインとして、ボーヴォワールやメルロ=ポンティ、その他様々な哲学者たちの人生や哲学、その時代を物語的に描いてくれている。 基本ストーリー形式なので読みやすく、かつ、彼ら彼女らの哲学についてもわかりやすく、しかも、関連づけながら説明されて...

実存主義の哲学者たち、サルトルとハイデガーをメインとして、ボーヴォワールやメルロ=ポンティ、その他様々な哲学者たちの人生や哲学、その時代を物語的に描いてくれている。 基本ストーリー形式なので読みやすく、かつ、彼ら彼女らの哲学についてもわかりやすく、しかも、関連づけながら説明されていて、すごくいい本だったのではないかと思う。 実存主義のテーマである、自由や不安、自分自身の本来的な人生をいかに生きるべきか、といった問題は、現代では自然と浸透してしまっているもので、改めて学び直してみる価値のあるものかもしれないと、著者は述べている。 彼ら彼女らの思想や哲学といったものは、その人の生きてきた時代や人間関係、彼ら彼女らの人生から生まれたものには違いないが、 その思想や哲学は、別な人が別な背景をもってみても、何かしら得るものがあるのかもしれないと思う。

Posted by ブクログ