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奄美でハブを40年研究してきました。
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2024/03/15 |
JAN | 9784103555711 |
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商品レビュー
4.5
7件のお客様レビュー
ご縁あって40年もお仕事で奄美暮らしをされたという著者。ハブの研究を主としていながら、奄美大島の多様な自然文化そして人々の暮らしを素敵なイラストと共に綴られている。自然相手、生き物相手の研究者からは結構耳にするとんでもエピソードも程よい。 これから奄美大島、奄美群島に行ってみよ...
ご縁あって40年もお仕事で奄美暮らしをされたという著者。ハブの研究を主としていながら、奄美大島の多様な自然文化そして人々の暮らしを素敵なイラストと共に綴られている。自然相手、生き物相手の研究者からは結構耳にするとんでもエピソードも程よい。 これから奄美大島、奄美群島に行ってみようと考えておられる方には特に読んでいただきたい。そして私も再訪したくなりました。
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奄美大島でハブの研究をしていた著者。 ハブについての話はもちろん、奄美の生態系や文化、そしてお勧めの観光スポットついても書かれている。 ユーモラスな語り口で、とても面白かった。 思っている以上に奄美の生態系は独特だった。 また、過去の選挙の話など、想像を超えた内容で面白かった。 ...
奄美大島でハブの研究をしていた著者。 ハブについての話はもちろん、奄美の生態系や文化、そしてお勧めの観光スポットついても書かれている。 ユーモラスな語り口で、とても面白かった。 思っている以上に奄美の生態系は独特だった。 また、過去の選挙の話など、想像を超えた内容で面白かった。 また、奄美には人間よりもハブの方が多く生息しているというのも驚きだ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
とても読みやすい本。絵も大変お上手だ。 ハブの研究の話が半分以上を占めるが、それだけ奄美にハブがいる、ということだ。ハブとの戦いもしくは共存があるから、40年も奄美にいることになったのだろう。 写真は白黒だったが、ハブに噛まれてパンパンに腫れた足が写っている写真が掲載されていた。これはカラーだったら、目を背けたくなるものだったのではないだろうか。白黒でも少し背筋が寒くなった。木の上からもハブが来ることを考えたら、本当に注意するしか方法はないのだろう。 まったく関係のない話だが、ハブを一匹捕まえるごとに報奨金が支払われるという。そして小遣い稼ぎ?でハブを捕まえる人がいるという。1メートルを超える大蛇になるハブもいるが、1匹いくら、なので小ハブを詰め込むほうが稼ぐにはコスパが良い。それでケースに沢山の小ハブを詰めて持ち込む人がいるという。ハブにはこれが認められるのに、ヒグマだと嫌がらせをする人がいるのはおかしい、を私は感じる。どちらも人間には害を与える存在ではないか。どちらも命懸けなのだから、ヒグマを捕らえて嫌がらせを受けるのは理不尽なのではないだろうか。「小さくても命」なんでしょう?と皮肉を言いたくなる。 奄美の以前の選挙の話も怖かった。私にとってはハブより怖いかもしれない。今はそんなことはない、ということだが、政治をそこまで身近に感じないでいられるのは都会の特権?なのだろうか。 私の母は鹿児島の離島出身だが、灰汁巻きの写真を本書で見たときは懐かしく感じた。
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