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羊は安らかに草を食み 祥伝社文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 祥伝社 |
| 発売年月日 | 2024/03/08 |
| JAN | 9784396350406 |
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羊は安らかに草を食み
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商品レビュー
4.3
46件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
「人に歴史あり」を実感する、命を必死に繋いできた生きる重みと過酷な体験が積み重ねられた一人の認知症の老女の人生の足跡を辿る旅。 戦中戦後を生き抜いて多くを語らない益恵の安らかな晩年を願い、付き添う長年の友人のアイと富士子の友情が快い。 旅の合間に挟まれる益恵の満州からの引き揚げ体験の凄絶さには胸が潰れるばかり…様々な立場に感情移入してしまう。 最後の思いきった決断は益恵やカヨちゃんの方が自然に思えるが、何はともあれ守りたい人を守りきった4人の清々しい喜び、人生の終盤に向き合った覚悟に胸がいっぱいになった。
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俳句を手がかりに過去を辿る最後の旅。 常に朗らかで判断力に富み、頼りがいのある友の来歴には、想像を超える壮絶さが潜んでいた。 太平洋戦争末期から終戦後数ヶ月にわたる満州での体験は、読む側の呼吸が浅くなるほど過酷で、時間をかけて向き合わざるを得ない。 混乱の極みにあった満州から...
俳句を手がかりに過去を辿る最後の旅。 常に朗らかで判断力に富み、頼りがいのある友の来歴には、想像を超える壮絶さが潜んでいた。 太平洋戦争末期から終戦後数ヶ月にわたる満州での体験は、読む側の呼吸が浅くなるほど過酷で、時間をかけて向き合わざるを得ない。 混乱の極みにあった満州から生還できた者と、凍てつく大地に眠ることになった者との差は紙一重で。たとえ祖国へ戻れたとしても、あの地の記憶は生涯消えず、人格の核として残り続けるのだと痛感させられる。 時代は違えど、同種の暴力が今なお遠い場所で続いている現実、そしてその歴史の延長線上に自分が立っているという事実に、静かに思考を促される一冊。 凛とした文章は鮮明な情景を結び、登場人物たちの関係性が物語に温度を与える。大津、松山、五島列島を共に旅したかのような感触と、確かな強さと明るさを受け取れる、かけがえのない本である。
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とても良かったです。 認知症になった益恵さんを友人のアイさんと富士子さんが最後の旅に連れ出します。それは、益恵さんの人生を辿る旅でもあり、アイさんや富士子さんの人生を振り返る旅にもなります。戦時中の恐怖や飢えや孤独には胸が苦しくなりますが、読んで良かったと思える作品だと思います。 益恵さんの呟いた「メイファーズ」という中国語が印象深く残っています。仕方がない、しょうがないという諦めだけでなく、不条理を受け入れて前に進もう、許そうという意味もあるそうです。私自身人生も後半に差し掛かり、生きていくことの大変さを噛み締めているところだったので、心に沁みました。こんな友人がいたらすごく頼もしいし、人生が彩り豊かになるだろうなぁと思いました。がんばろーっと。
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