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中世ネコのくらし 装飾写本でたどる
定価 ¥2,640
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 美術出版社 |
| 発売年月日 | 2024/03/06 |
| JAN | 9784568105759 |
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中世ネコのくらし 装飾写本でたどる
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商品レビュー
3.6
8件のお客様レビュー
13世紀前後の海外の写本から、当時の猫の暮らしや扱いを読み解く本。 大半がネズミと絡めた描写であることから、当時の猫の存在意義がよく分かる。 しかしできれば、猫らしい可愛らしい姿や気ままな言動などの描写も見たかった。 とはいえ、こんな大昔にも当然猫は存在したわけで、その証拠・...
13世紀前後の海外の写本から、当時の猫の暮らしや扱いを読み解く本。 大半がネズミと絡めた描写であることから、当時の猫の存在意義がよく分かる。 しかしできれば、猫らしい可愛らしい姿や気ままな言動などの描写も見たかった。 とはいえ、こんな大昔にも当然猫は存在したわけで、その証拠・証跡を見て取れたことに、ちょっとした感動を覚えた。
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今年(2024)の春の、我が家のネコどもの誕生日(4/8)に合わせて買った一冊。 中世文書の中に描かれた猫の姿が、カラー画像でたくさん収められていて、眺めているだけで楽しい。 基本、見開きで、ひとつの話題。 当時の人々の猫に対する思いや、その扱いに関する雑学とも言える短文が添え...
今年(2024)の春の、我が家のネコどもの誕生日(4/8)に合わせて買った一冊。 中世文書の中に描かれた猫の姿が、カラー画像でたくさん収められていて、眺めているだけで楽しい。 基本、見開きで、ひとつの話題。 当時の人々の猫に対する思いや、その扱いに関する雑学とも言える短文が添えられている。 当時、オスネコの名前はギブだった(ギルバートより由来)、生体や毛皮がいくらで取引されていたか、祝祭でいけにえにされたり、胆汁がよいとか薬用も紹介される。 概して、愛玩はされていない印象。ネズミを捕るということで便利使いはされているが……。 それ故か、可愛くは描かれていない。デッサンが拙いというか、どちらかというと不気味だ。それは、悪魔や魔女と結びつけられていたのも関係しているのだろう。 中世の飾り文字、装飾と合わせてキモ可愛くもあるが。 記録に残る史上最初のネコのイタズラ、15世紀の印刷物に残るというインクの付いた足で書物の上を歩いた痕跡は、その実物を是非掲載してほしかったな。 そう、並べられたネコ雑学と、掲載されたイラスト、画像が、全くといっていいほどリンクしてない点は、いかがなものか? 中世に拘らず、ネコ雑学と古今東西の絵と対比させた編集もできたのかな? と思うが、要は、雑学は付け足し、この本は、中世に描かれたネコの姿を愉しむものと割り切ったほうが良さそうだ。
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猫好き、中世写本好きには見逃せない本。 キリスト教の絵画には他の動物と比べてあまり猫が出てくることがないと思っていたけど、写本には結構描かれているのは意外。 そもそも猫はねずみを取るために飼われていたのだが、修道士の中には猫をペットとして飼っていた人もいたとか。 でも、黒猫は悪魔...
猫好き、中世写本好きには見逃せない本。 キリスト教の絵画には他の動物と比べてあまり猫が出てくることがないと思っていたけど、写本には結構描かれているのは意外。 そもそも猫はねずみを取るために飼われていたのだが、修道士の中には猫をペットとして飼っていた人もいたとか。 でも、黒猫は悪魔の使いとして忌み嫌われ、火あぶりにされたり塔から落とされたり、長い間受難にあってきた。 描かれている猫も可愛くはない。当時の人々の認識はネズミを咥えた邪悪な姿なのだろう。 また、猫はサバトラや赤茶が多く、三毛や白黒がいないのはなぜ。ヨーロッパにはあまりいなかったのかな。 ちなみに、猫の呼び名にはギブが一般的だったそう(ギルバートから) 日本だとタマみたいな感じかな フルカラーで写本の絵が全ページ多数掲載 文章少なめ ざっくりとした入門書的な一冊
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