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中世ネコのくらし 装飾写本でたどる
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中世ネコのくらし 装飾写本でたどる

キャスリーン・ウォーカー=メイクル(著者), 堀口容子(訳者)

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中世ネコのくらし 装飾写本でたどる

定価 ¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 美術出版社
発売年月日 2024/03/06
JAN 9784568105759

中世ネコのくらし 装飾写本でたどる

¥1,980

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2024/06/22

中世(5~16世紀)の写本の中にネコがいる。 描かれたその姿から、当時のネコに関する人々の 様々な考えや思いを解き明かしてゆく。 訳注、参考文献有り。 大英図書館の中世文書コレクションである写本に描かれたネコ。 写本の余白に描かれたイラスト“マージナリア”にも登場。 だが、それ...

中世(5~16世紀)の写本の中にネコがいる。 描かれたその姿から、当時のネコに関する人々の 様々な考えや思いを解き明かしてゆく。 訳注、参考文献有り。 大英図書館の中世文書コレクションである写本に描かれたネコ。 写本の余白に描かれたイラスト“マージナリア”にも登場。 だが、それらのネコについてはほんの少しだけで、 メインは当時のネコ雑学。ネコの名前、値段、修道院のネコ、 毛皮屋、儀式の生贄や虐待、食料難に薬用。行動等の描写。 動物寓話、ことわざや比喩、楽器(ネコとバイオリン)など。 ある意味不気味なネコの絵が多いのは、 悪魔や魔女との関係や魔力の言い伝えなどの影響かもしれない。 ネズミと一緒に描かれる絵は、当時のネズミ捕りのイメージ。 時折、ネコらしいフォルムや可愛い姿があるのは、 絵を描いた人がペットとして愛玩してたのかなと、 想像してしまう。そして、ネコの足跡のインクの染みがついた 本の画像は載せて欲しかったです。

Posted by ブクログ

2024/06/20

本文が短くあっさりした印象。 本文と挿絵が関係ないので、少しは関連ある方が良かった。最後の「猫の足跡」の写真が無くて残念。 中世だから仕方ないが、猫が全くかわいくなかった。 19世紀頃の画家ウェインの伝記に「ウェインの前には、猫をかわいいものとして描く画家はいなかった」と書いて...

本文が短くあっさりした印象。 本文と挿絵が関係ないので、少しは関連ある方が良かった。最後の「猫の足跡」の写真が無くて残念。 中世だから仕方ないが、猫が全くかわいくなかった。 19世紀頃の画家ウェインの伝記に「ウェインの前には、猫をかわいいものとして描く画家はいなかった」と書いてあったのを思い出した。

Posted by ブクログ

2024/05/15

面白かった! 中世の祈祷書などで描かれる猫たちはどこか不気味な一方で、ヘタウマな感じで愛らしい。そんな不思議な味わいのある絵画がたくさん載っていて、楽しい。 猫好きな人、中世絵画が好きな人は必見。

Posted by ブクログ

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